立川市・国立市を流れる根川が多摩川に合流する地点に「樋門」が完成していました。
場所は多摩川左岸の立川公園下流部です。
これまでは大きな樋門もなく木が茂ってうっそうとした場所でしたが、周辺もきれいに整備されました。芝生がいまも養生中です。
銘板によると「根川排水樋門」というそうです。
書いてある通り、多摩川の洪水時にゲートを閉めることで根川への逆流を防ぐはたらきがあるようです。
根川自体はそれほど大きな河川ではありません。
昔は立川崖線の涌水を集める河川だったそうですが、残堀川の水を受け入れるようになりました。その後、立川市柴崎町付近に多摩川に短絡する水路が造られ、いまでは残堀川から分水する河川となっています。
3月ごろは根川の水を閉め切って工事が行われていました。
工事が始まる前の写真も撮影していた気がするのですが、パソコンから見つかりませんでした。
樋門周辺の護岸や多摩川も整備されたようです。
樋門の上部にも遊歩道が整備されました。
ただ、ここから中央自動車道付近までもともと遊歩道が整備されてなく、この遊歩道もすぐに行き止まりとなっています。
将来整備する計画があるのか・・・調べてみましたがよくわかりませんでした。あると見通しの悪い車道を通らずに済んで便利なんですけどね。
この近辺の多摩川は、ここ数年少しずつ整備されています。工事中川の流路を変更したりしていましたね。
甲州街道、旧国道20号線の「日野橋」は架け替えの話が上がっています。
どうなるんですかね。
撮影日:2018年3月31日、9月19日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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