リニア中央新幹線の小野路非常口の工事が進んでいます。
建設中のJR東海のリニア中央新幹線ですが、東京・神奈川県の都市部では大部分を大深度地下を用いてトンネルで建設されます。
その都市部のトンネル区間にはおよそ5キロごとに非常口が設けられる予定です。非常口となる立坑の一部はシールドマシンの発進坑ともなる予定です。
小野路非常口はそのうちの一つで、2016年8月5日から工事が始まりました。
2018年6月の状況
山が切り崩され、円形と思われる足場のようなものが構築されていました。
非常口の大きさは直径30mとのことですので、それと同等の大きさに思えます。
道路との境界にはブロック積み擁壁がありましたが、新しく別の擁壁に置き換わっています。
工事箇所にはクレーンが数機見えます。工事箇所が小さな山の上の方なので周りから状況が確認しにくいです。航空写真を見たらはっきりと円形のものが写っています。
もっと眺めのいい場所があるのですが、車輌を駐車できる場所がないので諦めています。今度は野津田公園に寄ったついでに撮影してみようかな。
着工当日の状況
公開していませんでしたが、2016年8月5日の写真を少しだけ載せておきます。 一応・・・別機材で撮影した写真を他のサイトに投稿しています。
左側のこんもりとした山に非常口が建設されることになります。
この日は着工日とのことでしたが、重機などは出入りしていなかったようでした。 (工事看板にはこの日からが工事予定日でした)
道路には桜が植えられていましたが、工事に伴い伐採されました。ちょっと窮屈そうな木でしたが。
正面のこんもりしたところに建設されています。もちろん現在の景色はこれとは変わっています。
リニア中央新幹線は談合などいろいろありましたが、私はとりあえず楽しみです。
橋本駅などの身近な場所も大きく景色が変化しそうなので、早めに記録しておかなきゃだめですね。町田市内のほか2ケ所の非常口もそろそろ工事が始まると思われるので、こちらも様子を見ておきたいと思います。
撮影日:2018年6月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
元鶴川の住民です。私の以前の家は、ちょうどこの小野路非常口と片平/能ヶ谷非常口を結んだ直線状、つまりリニアトンネルの上に位置するので、工事計画のお知らせが来ました。大深度何とか法で、特に何も恩恵は受けないのですが、いくつか資料が送られてきました。幸い高台に位置するので、家からトンネルまで70mぐらいあるそうで、振動や電磁波は届かないんだろうな、と思います