笹塚駅~仙川駅間で行われている京王線連続立体交差事業(高架化)ですが、桜上水駅の南側の付属街路第16号線の一部が4月1日に交通開放されました。
今回開放されたのは、付属街路第16号線のうち、桜上水駅南側の約85m(GoogleMapsで計測)です。
左側の道路が今回開放された道路で、この道路の工事が始まるまでは、右側の線路沿いの道路を使っていました。
工事中に掲示されていた掲示物によると、従来の道路は3月17日より通行止めとなり、柵で囲われ、通れなくなっています。
ちなみに、この手前側の土地にはかつてキッチンコート桜上水店が2016年2月18日まで営業していました。
今回開放されたのは、高架化後の側道となる道路です。
従来の道路の位置には、鉄道の高架ができる計画となっています。
完成した道路は幅6mで、対面通行です。これまでの道路は幅4m程度でしたから、開通した道路はそれよりやや広くなりました。両側には自転車ナビマークが設置されています。
西から見るとこのようになっています。
駐車禁止の「ここから」「ここまで」標識が、東西向きで反転しています。設置ミスなんじゃないかと思っていますがどうなんでしょう?
5月1日追記
直っていました。
今回開通した区間の東西については用地の取得が未了の箇所があり、現在も整備工事は着手されていません
桜上水駅付近の高架化本体工事は、第4工区として鹿島・京王・東亜JVが施工する予定です。いまのところ第4工区の本体工事は始まっていませんが、3月には工事説明資料が京王電鉄のサイトに掲示されました。また、感染症対策として説明会は中止し、代わりとなる説明動画も公開されています。
工事説明資料によると、道路付替えによって生まれた用地に仮南口が設置され、現在写真正面右側にある南口駅舎は撤去される計画です。(詳しくは説明資料を参照のこと)
今回の道路切替えにより、今後高架化本体工事が加速していきそうです。
撮影日:2021年4月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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