レール幅の狭い「四日市あすなろう鉄道」に乗車

名古屋~神戸にかけて青春18きっぷを用いて旅行してきました。ただ、時系列に並べてもつまらないので、ピックアップして載せます。

今回は三重県四日市市にある「四日市あすなろう鉄道」に乗車してきました。以前から気になっていた鉄道です。

四日市あすなろう鉄道は、あすなろう四日市駅~日永ひなが駅~内部うつべ駅に至る内部線と、日永駅~西日野駅に至る八王子線からなる鉄道で、2路線合わせても10kmに満たない短い鉄道です。

特徴といえばなんと言ってもレールの幅(軌間)。軌間762mmで、JRや私鉄は1067mm、新幹線や京急などが1435mmであることから、狭いことがわかるでしょう。

かつて日本にはそこそこあったレール幅のようですが、いまは数か所のみ。そのうちの1つ黒部峡谷鉄道は10年ほど前に乗りました。

レール幅で言えば普段乗っている京王線の1372mmも結構珍しいんですよね。

待っていると電車が到着。内部行きに乗車です。

近鉄四日市駅の高架下にホームがあり、折り返し電車に乗車します。

見るからにレール幅が狭く、車輌も小柄なことがわかります。3両編成です。

このとき夕方の帰宅ラッシュ時間で、座席をほぼ埋めて内部を目指して発車です。

17分ほどで終点の内部駅に到着です。

小さな駅舎で、駅の前には東海道が、さらに近くには国道1号線が通っています。

折返し、あすなろう四日市行きに乗車します。こちらはラッシュと逆方向なので乗客は私の他に1名だけでした。ということで車内を撮影しました。

内部駅から先には延伸計画があったそうで、レールが少しだけ伸びていました。奥に見える擁壁は国道1号線です。

運転台は中央にあります。この鉄道、ワンマンですから普通かもしれないですが、自動放送がありました。どうも備え付けのAndroid端末で流しているようです。

車内はこんな感じで、かなり綺麗。座席は前後向きに取り付けられていました。車両の幅は路線バスと同じくらいですね。

この電車は「シースルー列車」として台車部分が透明で見えるようになっていました。ただ夜だったのでよく見えませんでした…

撮影日:2019年3月10日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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