世田谷区の二子玉川(正確には上野毛)にちょっと変わった丁字路がありました。
ところでですが、丁字路ってだいたいこうですよね!?
丁字路のぶつかる方が一時停止になっているパターンです。たまーに、直線側の1方向だけ一時停止になっている場所ありますが、99%くらいこれだと思います。
しかし、ここの丁字路は直線側が両方一時停止になっていました。
要するに、ぶつかる方が優先。こんなの他に見た記憶…私はないです(あるのかな?)。
図にするとこんな感じ。
ちなみに場所は上野毛通りが二子玉川公園通りにぶつかる交差点。二子玉川公園の北側、東京都公文書館(移転しました)の南側です。(Googleマップ)
ちなみに航空写真を見るとこうです。
中央やや右上の交差点がそこです。画像下側には二子玉川公園が広がっています。
2009年の航空写真を見るとこうです。
二子玉川公園は存在せず、丁字路は十字路であったことがわかります。というのも二子玉川駅周辺の再開発などに伴って備されたのが二子玉川公園で、存在した道路は廃止され、替わりに画像左側に道路が整備されました。
このときの優先道路を見てみると、こんな感じです(標識に英語はないけど)。
なお、十字路だった当時の様子はパソコンからストリートビューで見られます
[仮定①] もしかしたら、この当時の交通規制が道路が廃止されても残っているのかも・・・?
[仮定②] 世田谷区議会録を漁ってみると、道路廃止に伴って画像右側の道路への交通流入を警戒していたことが伺えます。(日本共産党は道路の廃止自体を反対。)そのために、現在の丁字路に破線が書かれているようです。優先道路がこうなっているのも、この警戒からなのかも・・・?
改めて交差点を見てみます。
こちら側が交通の流入を警戒していた道路です。
二子玉川駅方面もこう。
通常の一時停止の標識が1つ、光るタイプが1つ、更には立て看板も設置されていました。
これは別の日に撮影したものですが、警察の取り締まりスポットになっていましたね。
交通流入させたくないのなら、東京都公文書館が移転したらこうしてもいいのかなぁとは思います。
撮影日:2018年6月14日、11月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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