自転車で二子玉川に行きまして、さてここから多摩川沿いに登戸方面に行くのはつまらないぞ……何かないかな……と思い出した東急砧線跡を辿ってきました。
東急砧線跡は1969年に廃止された鉄道で、現在の二子玉川駅と砧本村駅を結んでいました。詳しくは調べてください。

少し行くと、このあたりにあったらしいのが中耕地駅。いや、あと数十メートル先かな?
道がまっすぐしているところに鉄道らしさが出ています。

多摩堤通りを越えてこの付近に吉沢駅があったようです。
いまは住宅が密集しているこの周辺も、当時の写真を見ると草っぱらのようで、いまでは想像できません。

ずっと砧線跡沿いに現在も道路があり、右にカーブしながら砧本村方面に進みます。
吉沢駅~砧本村駅間にも中間駅があったようで、ネットで調べた限り駅名が複数引っかかるのですが、世田谷区役所HPには大蔵駅とあるのでそうしましょう。
右手にあるのは東京都市大学のグラウンドです。もともとは砂利を採取していた場所のようです。
そんなこんなで砧線跡を辿っていたら、線路跡の狭い道を東急バスが追い抜いていきました。
このバスこそが廃線後の代替で設けられた路線バスらしく、方向幕にも「二子玉川駅=砧本村」とそれらしきことが書かれています。さすがにこの道を往復では通れないらしく、近くの広い道路を通る循環路線となっているようです。
結構な本数で、バス停も二子玉川駅、二子玉川、中耕地、吉沢、砧本村など当時の駅名が見られるのも面白いものです。

暫くしたら砧本村駅跡へ。
撮影日:2019年2月7日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
世田谷線は荒川線と同様、軌道敷が有る路線だったから残したのでしょうね。