今年の4月17日に組合設立が認可された小川駅西口地区第一種市街地再開発事業の進捗状況を見てきました。
事業概要
小川駅西口地区第一種市街地再開発事業は小平市の小川駅西口で事業が行われている市街地再開発事業です。
施行者は小川駅西口地区市街地再開発組合で、1992年に再開発協議会が設立、2007年5月27日に準備組合が設立され、2018年8月10日に都市計画決定、2020年4月17日に組合設立が認可されました。
面積は約1.2ha、事業施行期間は2026年3月31日まで(予定)です。この事業により、高さ98mの再開発ビル等が建設されるほか、未整備であった西口交通広場も整備されます。
小平市HPによると建築工事期間は2022年4月~2024年10月を予定しているそうで、今年度は権利変換計画作成や施設建築物(再開発ビル)及び交通広場等の実施設計を行うとのことです。
事業協力者として旭化成不動産レジデンス株式会社が選定されています。
再開発ビルのイメージ等を載せられればいいんでしょうけど、著作権の関係で難しいので、上の掲示の背景にあるような建物ができるようです。
写真等
工事着手前の状況を見てきました。
撮影位置はこの通りです。
正面の交差点から先が再開発区域となります。
現在は富士見通りから駅に向かって数十メートルだけ道路が整備されていて、駅前広場が未完成となっています。再開発事業によって駅前広場が整備されます。
小川駅には西口にコミュニティタクシー「栄町ルート」が乗り入れている程度で、大型バスによる路線バスは設定されていません。
右側(南側)に交通広場ができるようです。
結構新しめのマンションもありますが、全体的には駅前にしては小さな家や商店が多い印象を受けます。
このあたりも交通広場になります。
ちなみにこの道路は都道131号小川停車場線131です。この先の青梅街道まで繋がっています。現在は幅も狭く重要な道路ではありませんが、戦後すぐぐらいまでは駅に至るメインルートだったようです。
西口の階段の前から見た景色です。
左側に交通広場が、右側に再開発ビルができます。
西口にはセブンイレブンがあるほか、個人商店が多くありました。
腕章を付けた方が建物調査のようなことをしているのを見かけましたが、現在は再開発に伴った閉店は見られませんでした。
このあたりには再開発ビルができる予定です。個人商店が軒を連ねていました。
小平市のHPによると、再開発ビルの公共床に西部市民センター、小平元気村おがわ東(一部)の機能移転を予定しているそうです。これは多摩地域の駅前再開発の定番になってますね。
このあたりが再開発事業の区域北端付近のようです。
この右側には(仮称)小川にぎわい広場という市民広場が予定されているそうです。
小川駅は橋上駅舎になっていて、東西を通り抜けることができます。
駅舎部分は再開発事業の区域には含まれていませんが、市が別途、再開発ビルと駅舎を結ぶペデストリアンデッキの整備を検討しているとのことです。
撮影日:2020年9月10日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
西口にたくさんあったお店は今年に入ってから4月にかけて一気に閉店し、いよいよ本格的に再開発が始まった感があります。
寂しさと期待とが入り混じった複雑な気分です。
いよいよ始まったのですね。
小川駅を通るたびに降りてみようかどうか迷っていました。今度は降りてみます。