多摩ニュータウン東山に行く

京王相模原線の京王堀之内駅から北へ行った、「多摩ニュータウン東山」に行ってきました。以前から開発しているのは聞いていて行こうと思っていたものの忘れていて、やっと行くことができました。

多摩ニュータウン東山は、多摩ニュータウンの第19住区を構成します。最後の方まで残ったエリアでしたが、2年ほど前から入居が始まっているようです。なお、このブログでも何度か記事にしている稲城市の南山とは名称等の関連性はありません。

街並み

野猿街道堀之内駐在所前交差点都道155号線フードワン前の交差点を結ぶように、区域内に周回の主幹線道路が整備され、その他1本の準幹線道路が整備されました。

幹線道路は2車線で両側に広い歩道があります。幹線道路は無電柱化が図られていて、広々とした空間が広がっているように見えます。

東山は戸建てにより構成されていて、積水ハウス341区画と大和ハウス工業340区画の計681区画の建築条件付宅地分譲となっています。

ここは「東京森都心」と広告し販売しているように、緑を大切にしたまちづくりがなされています。
区域の中央には森をそのまま残した公園や、八王子市と緑地協定を結び「接道の25%以上の長さで奥行き1m以内に0.5m以上の植栽帯を設け主出入口側の道路境界から2m以内に中木・高木を各1本づつ以上植樹・・・」といった具合に細かくルールが決められています。

幹線道路以外の街路も6mほどの幅がありそうな広めな道路になっていて、土地の区画もすべて185平方メートル以上と、かなりゆとりのあるような印象を受けました。
現在稲城市で分譲しているプラウドシーズン栗平(130平方メートル以上)なんかと比べてもかなり広い印象です。

販売は南側と西側から順に奥に向かって行っているようで、既に完売となった区画がある一方、一番奥の区画はまだ販売されていません。

主幹線道路には路線バスも運行されています。
京王堀之内駅から東山区域内を反時計回りで循環し京王堀之内駅に戻っていきます。

もともとは2013年4月1日に新設されたバス路線で、その当時は京王堀之内駅から都道155線に沿って運行し、フードワン前の交差点を右折。その後東山住宅バス停で折り返していました。2016年4月1日に改正し循環運行となっています。

かなり高頻度な運行で、日中だからかバスの中はガラガラでした。場所にもよりますが、駅まで歩けない距離ではなさそうです。

まだ販売が始まっていない北側の区域は更地が広がっています。とりあえず造成は完了しているようです。

分譲が始まるとあっという間に家が建っていくので、この状態の景色が見られるのは今だけですね。心地よい風が吹いていました。

街路にはところどころ写真のような島状の土地や、サークル状の道路(クルドサック)がありました。

縦と斜めの道路の区画が行き詰ったとことでこういう構造になっていたりしているみたいです。かなり贅沢な土地の使い方に見えますね。島状の土地は誰の所有物になっているんだろうか。道路の一部なのだろうか。

堀之内沖ノ谷戸公園

東山の中央には堀之内沖ノ谷戸公園が整備されました。案内図を見るとわかるように保全区域もあります。遊具等は少ししかありませんでした。

本来ならば保全区域の方まで行ってみたかったのですが、蝉が多すぎて気持ちが悪かったので諦めました。こんどは冬に来ます。

公園の北側には数台分の駐車スペースがある(行ったときは未開放)ほか、公園の中央には身障者用の駐車スペースが1台分ありました。ただ、どうやって入ってくるんだろうか・・・とかなかなか理解しにくい設計だなぁと思いました。

左側のトイレは公衆トイレで、その左上には見晴し広場があります。

見晴し広場から北側の景色。ちょうど路線バスが通過していきました。

ここから見えた北側の区域はまだ分譲されておらず空き地が目立ちましたが、来年はまた違った景色になっているのでしょうかね。

誰が言い出したかオールドタウンとも言われる多摩ニュータウンですが、初期に入居した団地では建て替えが始まっていたり、ここ第19住区は新しく入居が始まったばかりだったり、いろいろな景色がある街です。

撮影日:2017年7月22日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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