品川駅周辺の再開発の様子を見てきました。
当初、ちゃんとまとめて書こうかと思っていましたが、あまりにも規模が大きくまとめきれないので、適当に写真を貼って終わりにします。計画の詳細は検索なりしてください。
12月4日追記
「(仮称)品川新駅」は「高輪ゲートウェイ駅」に決定しました。
田町~品川駅間の新駅の駅名決定について
記事公開日以降の決定のため、記事内の表記は変更しないでおきます。
品川駅といえば、リニア新幹線の起点駅となりますね。他にも品川新駅(仮称)、泉岳寺駅の拡幅、京急線の連続立体交差、品川駅前の広場計画、周辺の再開発事業などなど、今後まちの様子が一変しそうなので、記録しておこうというわけです。
都営浅草線から泉岳寺駅で下車。ここから今回の様子見はスタートです。
泉岳寺駅は京急線の始点であり、都営浅草線が馬込方面に行く駅でもあります。乗換駅ですね。
その割には写真のようにホームが狭いです。2面4線の地下駅です。初めて降りますが狭さに驚きました。
もともとこの駅は第一京浜15の真下に収まるような駅で、そのために狭いということであろうかと思われます。計画では、駅部分は東側に拡張し、ホームを広げます。
東側は東京都が泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業を行う計画があるほか、UR都市機構が品川駅北周辺地区土地区画整理事業[参考]を実施、JR東日本が品川新駅(仮称)を開設します。
上図の橙色で囲まれた区域で泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業が行われています。
泉岳寺駅利用者への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図るため、市街地再開発事業による駅とまちの一体的な整備を行います。
面積 | 約1.3ha |
事業期間 | 2019年2月20日~2028年3月31日 |
施行者 | 東京都 |
敷地面積 | 約8,490平方メートル |
延べ面積 | 約111,200平方メートル |
階数 | 地上30階地下3階 |
高さ | 約145m |
主要用途 | 住宅、事務所、店舗、子育て支援施設、地下鉄駅施設 |
2020年11月27日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
駅構内図が載っていました。階段等はホームの両端にあり、それぞれに改札口が存在する感じですね。
これでは再開発に対応できないかなぁという感じはします。ホーム拡張後はホームの下の階に通路が新設されたりするようです。
ちなみに、泉岳寺駅から京急線の南側は新馬場駅付近まで連続立体交差事業が計画されています。
改札から出てみました。北側の改札です。
改札機の数の割には利用者は少ないなぁという印象を受けました。あと、ちょっと汚い。
泉岳寺駅A4出口を出て南へ。このあたりの第一京浜東側は至る所でビルの解体をしていました。
左のビルもその解体されているうちの1つです。高輪センタービルといったそうです。
仮囲いには「高輪センタービル撤去他工事」と書かれていました。大林組が施工しているそうです。
仮囲いには品川新駅(仮称)暫定デッキ新築計画と書かれた建築計画のお知らせも貼られていました。
上でも書いたように、この周辺はUR都市機構による土地区画整理事業、JR東日本による品川新駅(仮称)が計画されています。
品川新駅(仮称)は2020年に暫定開業する予定で、完全なまちびらきは2024年とアナウンスされています。
暫定デッキとのことなので完全なものではないんだとは思います。一応この部分には線路を横断する幹線道路が計画されているので、それ絡みもあるのでしょうか。
近くには暫定デッキの地図も貼られていました。この地図を見るとこの部分には暫定デッキはできないようにも見えます。工事範囲なので一応貼ってあるのでしょうか。
意外にも広大な平面駐車場がありました。NTTル・パルク清和泉岳寺第一駐車場というコインパーキングです。
この辺りは東京都が泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業を行う計画です。先ほどの泉岳寺駅ホーム拡張と連動したものです(というか全部連動してると思いますけど)。
再開発事業では事業協力業者として、「東急不動産株式会社(代表者)、京浜急行電鉄株式会社、東急建設株式会社、京急建設株式会社」が決まりました。施行面積は約1.3ha、高さ約160mの建築物が計画されています。平成36年度(2024年度)の事業完了を目指しているそうです。他のまちびらきとも合わせるんですね。6年はあっという間ですね。
この駐車場には(仮称)高輪二丁目計画と書かれた建築計画のお知らせが貼られていました。
これが貼られたのは2010年(平成22年)9月18日、着工予定が2011年(平成23年)4月1日、完了予定が2013年(平成25年)9月30日。要するに実施されていません。おそらく計画された後にJR新駅や東京都の再開発事業の話があって保留されているのでしょう。一応、東京都の再開発事業と場所が被るので、これはなしになるんじゃないかな。
東京都の再開発はまだ始まっていなく、素案段階のようですが、年度内に事業計画決定まで行くようです。すぐに着工するのでしょう。
クレーンの右側が東京都の再開発地区になります。頑丈そうなビルが建っていますね。
ここからどのように変化していくのか想像できません。
東京都の再開発地区に存在した泉岳寺駅前郵便局は早くも移転していました。
界隈では有名な高輪橋架道橋を見てきました。JR線をトンネルのように横断する道路で、東方面の一方通行になっています。
有名な理由は高さ制限が1.5mと超低く、それにして長いというものです。タクシーの上のランプ(提灯・行燈)が高さを超えると壊れてしまうことから「提灯殺し」などとも言われているそうな。
見ていた感じではセダンタイプのタクシーは通れていました。最近よく見るタイプのタクシーだと無理でしょうね。
私は背が低いので首を屈めなくとも通れました。いや、身長150cm以下ってことじゃないですよ。余裕分があるはずですから。
架道橋ですが、ほぼトンネルですね。自転車だと少し首をかがめなければ通れなさそうです。
この高輪橋架道橋は周辺の再開発等に伴って閉鎖予定なので、行きたい人は急げ!
高輪橋架道橋を通った線路の東側にある高浜公園も何やら工事中でした。
この工事はUR都市機構の土地区画整理事業によるもので、上で書いた線路を跨ぐ幹線道路はこの辺りに接続されるようです。街区公園3号(計画名称)として公園は残されるみたいですね。
閉鎖は1ヶ月ほど前の様子。
この後品川駅高輪口まで歩きました。続きはまた今度。
ホント、この辺りどうなるのか。規模が大きすぎて予想が付きません。写真はもっとたくさん撮ったんですがこれくらいにしておきます。
泉岳寺駅ホーム関係
・都市高速鉄道第1号線(都営浅草線・京浜急行本線)泉岳寺駅の改良計画について(平成29年6月)
泉岳寺駅周辺第二種市街地再開発事業関係
・泉岳寺駅地区再開発事業における事業協力者を再公募|東京都
・泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業の事業協力者が決定しました|東京都
UR都市機構施行の品川駅北周辺地区土地区画整理事業関係
・UR資料
JRの品川新駅(仮称)関係
・品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について
・品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)に係る都市計画について
その他
・港区公式ホームページ/高浜公園
・京浜急行電鉄湘南線(京急本線)泉岳寺駅~新馬場駅間の連続立体交差化計画について
・田町~品川駅間の新駅の駅名決定について
撮影日:2018年11月11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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