前々から気になっていた横浜新道にあるという「廃トンネル」を見て来ました。
場所は横浜市保土ヶ谷区。常盤台出入口から戸塚方面に行ったトンネルです。下り線はトンネル内に峰岡出口があります。横浜国立大学の南側といえばわかるでしょうか。(地図)
写真は下り線で、右側の車線は常盤台入口からのもの。正面にあるのが保土ヶ谷トンネルです。上り線は右側の防音壁の反対側にあります。
右側にある一回り以上断面が小さいトンネルが今日のお目当て。ガードレールで仕切られ使われていないことがわかります。トンネル上からの草も垂れ下がっています。
見えている廃トンネルはもともと上り線のトンネルだったようで、下り線の同様のトンネルは現在の下り線トンネルの部分にあったらしいです。
上り線は隣に付け替え新設。工事で一時的に車線を変更しながら、旧下り線トンネルは拡張する形で今のようになっているようです。
詳しいことははまれぽ.comさんの記事が詳しかったので紹介させていただきます(こちら)。
新しい今のトンネルが完成したのは1996年とのことで意外と最近で驚き。古いトンネルは断面等いろいろ支障があったみたいです。
この廃トンネル、上下線に挟まれた場所にあり近づくことができません。上下線も自動車専用道路なので停車もできないという、側道から見ることしかできないじれったさがあります。ただ「一般車両駐停車禁止」という看板がわざわざ立てられているということは、停車する車があったのでしょう。
トンネル壁面に「秋山」「野澤参上」「保土ヶ谷」「男児」「2008.4.7」といった落書きがあるのがカメラ越しに確認できます。誰かは入ったのでしょうね。
横浜新道自体結構古く、規格等々ちょっと変わった道路で、「不思議」要素が各所にある印象です。記事を書くにあたり下調べ中に一部区間で原付が走れると知り驚いたり。この廃トンネルは近づけないからこそ、中の様子は知る由もない闇が私を楽しませています。
撮影日:2018年2月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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