川崎市麻生区で事業が行われている川崎3・4・18号菅早野線(下麻生工区)及び(白山工区)の進捗状況を見てきました。
未完成の全区間で電線共同溝設置工事が行われています。
事業概要
川崎3・4・18号菅早野線のうち、上記で示した区間では下麻生工区・白山工区として道路を新設・拡幅する事業が行われています。
下麻生工区の延長は約560m、幅員16mで、2011年3月15日に道路区域の変更を行い、川崎市が事業を行っています。
白山工区の延長は約672m、幅員16mで、1998年2月27日に道路区域の変更を行い、川崎市が事業を行っています。新大谷交差点付近から北側、新ゆりグリーンタウン方面は2014年9月1日に交通開放されました。残るハックドラッグ下麻生店付近の整備が未了となっています。
※この図には白山工区(完成済み)も含まれています。
下麻生工区 | |
施行者 | 川崎市 |
延長 | 約590m |
幅員 | 16m |
道路区域変更 | 2011年3月15日 |
2020年6月10日現在 |
白山工区 | |
施行者 | 川崎市 |
延長 | 約672m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 1998年2月27日~2024年3月31日 |
2021年3月30日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
現在行われている工事は、「麻生区内都市計画道路菅早野線(下麻生工区)道路築造(電線共同溝)工事」で、2023年9月29日までの予定で、株式会社重田組が施工しています。
すべての電線共同溝を整備するものではなく、特殊部のうちの一部13基を設置するもののようです。
下麻生交差点付近では、夏ごろに用地の取得が前進しました。(厳密には別事業区域)
今回の電線共同溝設置工事は、写真左側に見える特殊部から菅方面の一部で、この先下麻生交差点方面の電線共同溝は施工されないようです。また、管路は施工されないようです。
この先の大部分の区域で用地取得が進んでいます。川崎市のサイトによると、2023年3月末現在の下麻生工区の用地取得率は98%です。
正面奥には東柿生駐在所が存在していますが、現在のところ移転していません。(ポストに投函されていた市議の市政報告ビラには予算確保できたようなこと書いてあったけど)
東柿生駐在所は、写真左後ろ付近の、現道と新道の間に移転する予定のようです。
2024年5月27日追記
東柿生駐在所は2024年5月13日に約50m北側に移転しました。ただし書類上は5月24日付(県警察本部告示第4号)。
この付近も電線共同溝設置工事が行われています。
この先まで電線共同溝が設置されます。
先に開通した10年ほど前に開通した新大谷交差点付近の菅早野線は無電柱化されませんでしたので、この10年の間に道路設計の考え方が変わったことがわかりますね。(川崎市は2011年に「川崎市無電柱化整備基本方針」を策定)
撮影日:2023年9月18日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
いつも興味深く読ませていただいております、地元民です。
先だって(たしかこの撮影日より前だったかと思います)ちょうどこの5、6枚目付近の床屋さんの前あたりに電線共同溝を埋設している場面に遭遇しました。
その時は何を埋めているんだろうと思ったのですが、こちらを見てようやく理解できました。
交番の周辺は特に電柱がはみ出していて、道路が拡張される時にはどうするんだろうと老婆心ながら心配しておりました。
できれば東柿生から石橋の交差点の間も広げて欲しいものですが、そちらは難しいんでしょうね。
地元はともかく、昔住んでいた場所などの変化が見られて嬉しく思っています。
今年はまだまだ暑い日が続きそうなので、お体に気をつけてご自愛ください。
ありがとうございます。
石橋方面は都市計画道路がないので、スポット的に広がることはあるかもしれませんが、ここのように広がることはないと思います。
今年の初め頃よりですが、東柿生小の向かいに戸建てが新築中なので驚いてます。
その隣にはコインパーキングも出来ました。
道路の拡張は取りやめになったのでしょうか?
昨年暮れごろから東柿生駐在所の建て替え工事が行われています。それではないでしょうか。
新しい駐在所は、現在の道路と都市計画道路の間に建設されています。