鴨居上飯田線(本宿・二俣川地区、さちが丘地区) 進捗状況2022.8

横浜市旭区で事業が行われている横浜国際港都建設計画道路3・4・12号鴨居上飯田線(本宿・二俣川地区)及び(さちが丘地区)の進捗状況を見てきました。

ところで、2022年2月9日に、この路線のうち本宿・二俣川地区で、土地収用法に基づく代執行請求が行われたことが報道発表されました。

本宿・二俣川地区
さちが丘地区

事業概要

横浜国際港都建設計画道路3・4・12号鴨居上飯田線横浜市都筑区池辺町いこのべちょうから横浜市泉区上飯田町に至る都市計画道路です。

このうち、下記の区間では道路を新設する事業を行っています。

3月2日追記
二俣川駅付近~さちが丘方面の約990mの区間は、2023年3月28日14時30分に交通開放されます。

本宿・二俣川地区

上記の区間では、本宿・二俣川地区として事業が行われています。

施行者は横浜市です。事業延長は約1,270mで、幅員18~28.5mの道路となる計画です。

なお、看板には「平成15年1月7日に事業認可された」と記載がありますが、神奈川県公報では「1988年5月20日に認可」された告示がされています。

施行者横浜市
延長約1,270m
幅員18~28.5m
事業施行期間1988年5月20日~2026年3月31日
2023年3月20日現在

さちが丘地区

上記の区間では、さちが丘地区として事業が行われています。

施行者は横浜市で、都市計画法の事業認可は2005年6月3日です。事業延長は約360mで、幅員18mの道路となる計画です。

施行者横浜市
延長約1,270m
幅員18~28.5m
事業施行期間2005年6月3日~2025年3月31日
2021年4月2日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

本宿・二俣川地区

撮影位置はこの通りです。

①事業区間の東側(地図

事業区間の東側、保土ヶ谷バイパス16より東側の区間はm前回訪問時(2021年3月)と大きく変化がありません。

以前として道路の一部に置きガードレールが置かれている状態です。

②保土ヶ谷バイパス交差部(地図

保土ヶ谷バイパスとの交差部分も変化が見られませんでした。

アスファルト舗装がされているのはバイパス交差部付近までで、それより西側はまだアスファルト舗装はされていません。

③保土ヶ谷バイパスの西側(地図

保土ヶ谷バイパスの西側は、依然として砕石が敷かれた状態です。夏のため雑草がやや茂っています。

④二俣川駅方面(地図

この地点では、重機が入って工事を行っていました。左側の擁壁部には足場が組まれています。
※この日は日曜日のため現場は動いていないようでした。

写真④の位置に設置されていた看板によると、工事件名は「都市計画道路鴨居上飯田線(本宿・二俣川地区)街路整備工事(その29)」で、2022年12月23日までの予定で、株式会社センチュリー工業が施工しています。

⑤二俣川駅東側の交差点付近(地図

二俣川駅の東側付近でも工事が行われていました。

写真⑤の位置に設置されていた看板によると、工事件名は「都市計画道路鴨居上井田線(本宿・二俣川地区)街路整備工事(その25)」で、2022年12月15日までの予定で、株式会社水村建設が施工しています。

⑥二俣川駅の東側(地図

二俣川駅の東側の交差点付近は、前回訪問時と大きく交通形態の変更はないようです。今後の完成形を鑑みると、あと数回は交通切り替えがあるのではないかと予想しています。

⑦二俣川駅前のトンネル東側(地図

二俣川駅前のトンネルの東側では、商業施設前で「接続ブリッジ」の建設工事が行われ、ほぼ終了していました。右側の白及び灰色の施設がそれです。

現在完成している部分は道路区域外とみられ、コプレ二俣川(ジョイナステラス二俣川)に付随する施設として建設されたもののようです。

現場に掲示されていた張り紙によると、今後横浜市が道路施設として横断歩道橋を設置する計画のようで、それに接続する予定のようです。

なお、同掲示物によると、工事に伴い切回しされていた歩行者通路は、8月27日10時より迂回を解除する予定とのことです。

⑧トンネル内部

トンネル内部は大きな変化はなさそうですね。道路照明も未設置のようです。

⑨トンネル西側(地図)

トンネルの西側では、下水道の工事と、道路築造工事が並行して進められていました。

下水道の工事は「都筑処理区二俣川地区下水道整備工事(その9)」で、2023年6月30日までの予定で、日栄建設株式会社が施工しています。

道路築造工事は、「都市計画道路鴨居上飯田線(本宿・二俣川地区)街路整備工事(その28)」で、2022年12月30日までの予定で、中鉢建設株式会社が施工しています。

さちが丘地区

撮影位置はこの通りです。

⑩半ヶ谷橋付近(地図

この先の区間では、下水道再整備工事が行われていました。

工事件名は、「都筑処理区旭区さちが丘地区下水道再整備工事」で、2022年8月31日までの予定で、株式会社安西組が施工しています。

⑪さちが丘地区(地図

さちが丘地区は本宿・二俣川地区に比べると道路工事はあまり進んでいないように見えました。とはいえ土地は比較的平坦ですので、工事が始まれば一気に進みそうな気がします。

⑫現道との接続部(地図

こちらも特段変化がありません。

撮影日:2022年8月21日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0440)

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