等々力大橋(仮称) 2年目の工事が終了 P1橋脚が完成 進捗状況2023.6

世田谷区川崎市中原区の間を流れる多摩川で事業中の等々力大橋(仮称)では、今期の工事が終了し、P1橋脚が完成していました。

事業概要

目黒通りを延伸し、多摩川に橋を架け、川崎市側も道路を新設する事業が行われています。

東京都側の都市計画道路名は「放射第3号線」、神奈川県側の都市計画道路名は「川崎3・3・10号宮内新横浜線」で、橋の名前は「(仮称)等々力大橋」です。

放射第3号線

放射第3号線港区芝白金台町一丁目から世田谷区玉堤二丁目神奈川県界に至る延長約10,000mの都市計画道路です。このうち、等々力不動前交差点から多摩堤通りに至る延長約775mで事業を行っています。

事業認可は1990年6月28日で、施行者は東京都です。

幅員25~33mで、片側2車線の道路となる計画です。

基本データ

施行者東京都
延長約775m
幅員25~32m
事業施行期間1990年6月28日~?
2020年7月26日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度5二-等々力大橋(仮称)取付道路(目黒通り)擁壁設置工事その2株式会社サンプラン
委託
委託については、等々力大橋の項目に記載しています。
この表の注意事項
データ収集期間:工事2023年度~、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年11月25日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など

川崎3・3・10号宮内新横浜線ほか

川崎3・3・10号宮内新横浜線川崎市中原区宮内1丁目(東京都界)から川崎市高津区蟹ヶ谷悝槍ヶ崎(横浜市界)に至る延長約4,560mの都市計画道路です。このうち、宮内1丁目、2丁目地内約720mで事業を行っています。

また、これに関連する街路として、川崎3・4・3号鹿嶋田菅線や、市道幸多摩線などの事業も行っています。

事業認可は2011年1月4日で、施行者は川崎市です。

幅員22~34mで4車線となる計画です。

基本データ

施行者川崎市
延長約720m(宮内新横浜線のみ)
幅員22~34m
事業施行期間2011年1月4日~2031年3月31日
2021年3月30日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度中原区内主要地方道幸多摩線道路築造工事浅川建設工業株式会社
この表の注意事項
データ収集期間:工事2019年度~(それ以前は収集していません)
※川崎市は委託については情報収集していません。
最終更新日:2024年11月25日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など

(仮称)等々力大橋

多摩川を横断し、東京都世田谷区神奈川県川崎市中原区を結ぶ橋として事業が行われています。

事業主体は東京都・川崎市、施行主体は東京都です。橋長は約390mで、鋼4径間連続鋼床版箱桁橋となります。

基本データ

事業主体東京都・川崎市
施行主体東京都
延長約390m
上部工形式鋼4径間連続鋼床版箱桁橋(ケーブル補剛)
下部工形式橋台 2基(場所打ち杭)
橋脚 3基(ニューマチックケーソン)
2020年7月26日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2020年度等々力大橋(仮称)下部工事(その1)
ただし途中で契約終了し施工されず
飛島建設株式会社
2021年度等々力大橋(仮称)下部工事(その2)日本国土開発株式会社
2021年度等々力大橋(仮称)下部工事(その3)松鶴建設株式会社
2022年度等々力大橋(仮称)左岸低水護岸設置工事巴山建設株式会社
2022年度等々力大橋(仮称)下部工事(その4)大豊建設株式会社
2023年度等々力大橋(仮称)(5)下部工事清水建設株式会社
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません。
2023年度等々力大橋(仮称)取付部地質調査(その2)株式会社エイト日本技術開発
2023年度等々力大橋(仮称)取付道路詳細修正設計株式会社エイト日本技術開発
2023年度等々力大橋(仮称)取付道路橋梁詳細修正設計株式会社エイト日本技術開発
2023年度等々力大橋(仮称)BIM/CIMによる施工検討株式会社エイト日本技術開発
2023年度等々力大橋(仮称)P2橋脚護床工詳細修正設計株式会社エイト日本技術開発
2023年度等々力大橋(仮称)事業認定申請等設計株式会社エイト日本技術開発
この表の注意事項
データ収集期間:工事すべて、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年11月25日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

等々力大橋(仮称)の河川区域内の工事は、多摩川の非出水期にあたる秋~春にかけてのみ行われています。今期の工事は2年目の工事にあたり、既に終了していました。

今期の工事は、左岸側(東京都側)の高水敷にP1橋脚の建設と、低水護岸の整備が行われました。

既に現場内からは撤退しており、完成した橋脚のすぐそばまで近づくことができます。

P1橋脚の表面は、既に完成しているP3橋脚などと同様に、表面に落書き防止塗装がされています。

次期工事となる「等々力大橋(仮称)(5)下部工事」は、2023年4月3日に開札され、清水建設株式会社が落札しています。工事概要などから推測すると、低水路内のP2橋脚ではないかと思われます。
にしても、これまでの工事件名と表記に若干の揺らぎがあるのが謎です。(東京都ってわりと揺らぎあるのよね)

撮影日:2023年6月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0380)

コメント

  1. けーたん より:

    日々更新おつかれさまです。

    6/1に川崎市の事業中路線について令和5年3月時点の情報が更新されました。
    去年は8月に更新でしたのでずいぶん早い更新でした。

    ご参考まで。

  2. m.i. より:

    川崎側の多摩沿線道路で、橋の取り付け部分の工事の準備として迂回路の築造が始まっていることに気がつきました。涼しくなったころには迂回路に切り替わるんじゃないかなぁ、と思っています(自動車で通過するだけで、看板をよく見ることができないので)。よくここを通過するので、切り替わったらまた報告します。

    こういう工事が始まるのは2~3年後かなぁと思っていたので、思ったよりも早く進行している感じを受けました。

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      情報ありがとうございます。

      橋の川崎市側の、多摩沿線道路から新城駅側のボックスカルバートをおそらく現在施工しているのではなかろうかと思います。
      現地にある看板のイメージ図をお借りすると、赤丸を付けた箇所です。(この完成イメージ図は変更されている可能性があります)
      https://urban-development.jp/wp-content/uploads/2023/08/box.jpg

      多摩沿線道路は、将来的に堤防天端高さ付近まで嵩上げする計画ですので、いずれは切回しながらの施工となると思いますが、今回の工事の入札公表時の図面を見る限り、切替えがあるかは微妙な感じがします。(切替えに必要そうな工種がなさそうに見えるので)

      • m.i. より:

        そのようです。

        涼しくなったので状況を報告しようと思います。

        現在、矢板を打ち込んで掘削したところを囲むように一般住居の2階の高さぐらいまでの足場が組まれている状況です(通りすがりに見るだけなので、どのくらい深く掘っているのかはわかりません)。
        おっしゃるとおり、取り付け道路をくぐる道が通るボックスカルバートを築造する準備作業中なのかもしれませんね。

        • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

          情報ありがとうございます。
          鉄筋組んで型枠作っての準備段階のように想像いたしました。

  3. m.i. より:

    取り付け部のボックスカルバートが立ち上がりました。

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