武蔵村山市で事業が行われている立川3・2・4号新青梅街道線(第4工区)の進捗状況を見て来ました。
東大和市~瑞穂町間の新青梅街道で5つの工区に分けて拡幅が行われているうちの1つで、武蔵村山市内では一番西側の工区になります。
2022年10月より、沿線で多摩モノレール(上北台駅~箱根ケ崎駅間)の延伸に関する都市計画素案説明会が開かれており、この拡幅後の新青梅街道へのモノレール導入がほぼ確実となりました。第4工区では(仮称)No.5駅が設置される計画です。
事業概要
立川3・2・4号新青梅街道線は東大和市清水四丁目から西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷に至る延長8,440mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で第4工区として拡幅事業を行っています。
事業認可は2016年3月15日、施行者は東京都です。三ツ木交差点西側からグリーンタウン入口交差点東側までの約1,175mについて、現状18mの道路を30mに拡幅します。
分離帯は将来的に多摩モノレールの延伸導入空間として想定されています。
多摩モノレール(上北台~箱根ヶ崎間)延伸
基本データ
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,175m |
幅員 | 30m |
事業施行期間 | 2016年3月15日~2029年3月31日 |
2022年1月14日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2020年度 | 事業用地整備工事(2北北-立川3・2・4Ⅰ工区) | 村松建設株式会社 |
2020年度 | 街路築造工事に伴う歩道橋撤去工事(2北北-立川3・2・4(第3工区)) | 株式会社エスコート |
2023年度 | 事業用地整備に伴う支障物撤去及び整地工事(5北北-立川3・2・4) | 有限会社空園 |
2023年度 | 事業用地管理工事に伴う道路照明移設工事(5北北-立川3・2・4(第3工区)) | 不調 |
2024年度 | 事業用地管理工事に伴う道路照明移設工事(6北北-立川3・2・4(第3工区)) | 四谷電気工事株式会社 |
2024年度 | 事業地整備工事(6北北-立川3・2・4) | 2025年2月27日開札予定 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2019年度 | 中窪歩道橋撤去設計(31街-立川3・2・4(第3工区)) | 株式会社トップライズ |
2020年度 | 交通量調査委託(2街-立川3・2・4外2路線) | 株式会社サンビーム |
2020年度 | 道路予備設計(2街-立川3・2・4外3路線) | 株式会社ドーコン |
2020年度 | 用地測量その4(2街-立川3・3・30) | 株式会社大輝 |
2020年度 | 橋梁予備補足設計(2街-立川3・2・4(第4工区)) | 株式会社ドーコン |
2021年度 | 道路予備修正設計(3街-立川3・2・4外3路線) | 株式会社ドーコン |
2021年度 | 橋梁予備補足設計(3街-立川3・2・4(第4工区)) | 株式会社ドーコン |
2022年度 | 土壌汚染任意調査委託 立川都市計画道路事業3・2・4号新青梅街道線(第Ⅰ工区) | 株式会社アガック |
2023年度 | 道路予備修正設計(5北北-立川3・2・4外3路線) | 株式会社ドーコン |
2023年度 | 橋梁詳細設計(5北北ー立川3・2・4(第4工区)) | 株式会社ドーコン |
2023年度 | 地質調査(5北北-立川3・2・4(第4工区)) | 株式会社テイコク |
2023年度 | 土壌汚染任意調査委託 立川都市計画道路事業3・2・4号新青梅街道線(第Ⅲ工区) | 株式会社アガック |
2023年度 | 交通量調査委託(5北北-立川3・2・4外6路線) | 株式会社四門 |
2023年度 | 土壌汚染任意調査委託 立川都市計画道路事業3・2・4号新青梅街道線(第Ⅱ工区) | 株式会社アガック |
2023年度 | 現況補足測量(5北北-立川3・2・4(第4工区)) | 双葉航測株式会社 |
2023年度 | 樹木診断委託(5北北-立川3・2・4) | 東武緑地株式会社 |
2023年度 | 土壌調査委託(5北北-立川3・2・4) | HSSエンジニヤリング株式会社 |
2024年度 | 橋梁予備補足設計(6北北-立川3・2・4)(第4工区)) | 株式会社ドーコン |
2024年度 | 道路予備修正設計(6北北-立川3・2・4外3路線) | 株式会社ドーコン |
2024年度 | 路床土調査(6北北-立川3・2・4(第3工区)) | 式会社京北地盤コンサルタント |
2024年度 | 測量調査(6北北-立川3・2・4外2路線) | 株式会社グラフィック |
2024年度 | 横断歩道橋撤去詳細設計(6北北-立川3・2・4(第1・4工区)) | 株式会社ドーコン |
2024年度 | 土壌調査委託(6北北-立川3・2・4) | 株式会社アガック |
2024年度 | 土壌汚染任意調査委託 立川都市計画道路事業3・2・4号新青梅街道線(第Ⅲ工区) | 株式会社アガック |
2024年度 | 電線共同溝予備設計(6北北-立川3・2・4外2路線) | 株式会社ドーコン |
2024年度 | 樹木診断委託(6北北-立川3・2・4外2路線) | 株式会社環境・グリーンエンジニア |
2024年度 | 箱型函渠予備設計(6北北-立川3・2・4(第4工区)) | 株式会社ドーコン |
2024年度 | 土壌汚染任意調査委託 立川都市計画道路事業3・2・4号新青梅街道線(第Ⅰ工区) | 株式会社環境管理センター |
2024年度 | 路床土調査(6北北-立川3・2・4(第4工区)) | 2025年1月30日開札予定 |
事業者サイト
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
現在、この区間を含め、芋窪街道~箱根ケ崎駅付近間で連続的に同様の拡幅が行われています。
第1工区の記事一覧
立川3・2・4号第1工区
第2工区の記事一覧
立川3・2・4号第2工区
第3工区の記事一覧
立川3・2・4号第3工区
第4工区の記事一覧
立川3・2・4号第4工区
福生(第5工区)の記事一覧
福生3・4・4
写真等
撮影位置はこの通りです。
第4工区の西端となる阿豆佐味天神社入口交差点付近です。
引き続き用地の取得が進められており、東京都のサイトによると、2022年4月1日現在の用地取得率は37%とのことです。1年前から10ポイント、2年前から17ポイント増加しています。
残堀川と斜めに交差します。
都市計画素案によると、この先の青岸橋東交差点の先に多摩モノレールの(仮称)No.5駅の設置が計画されています。
左側にあるマクドナルド新青梅街道武蔵村山店は、2021年7月25日に一時閉店し、12月16日にリニューアルオープンしました。道路用地分をセットバックした形になっています。
リニューアル前の店舗は昭和レトロ漂う懐かしいマクドナルドでしたが、リニューアルしたら令和感が強い最新モデルの店舗になっていましたね。
道路の左右に用地の取得が進められていることがわかります。
第4工区ではこの付近が一番連続して用地取得が進んでいるように見えました。
この先は第3工区になります。
都市計画素案によると、ちょうどこの写真正面付近に多摩モノレールの(仮称)No.4駅の設置が計画されています・
立川3・2・4号新青梅街道線(第3工区)
撮影日:2022年10月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
ちょうどマクドナルドの写真に写ってる鉄塔が道路用地に引っかかりそうな感じがするのでどうするのか気になるところです。
引っかかるので建替えるのではないかと思います。
鉄塔の場合は単純な立ち退きとはいかず、直近に代替地が必要なので、そのあたりどうするかですかね。