立川3・2・38号国営公園西線外 進捗状況2023.1

昭島市及び立川市で事業が行われている昭島3・2・11号国営公園西線及び立川3・2・38号国営公園西線の進捗状況を見てきました。

引き続き用地の取得が続けられています。

事業概要

昭島3・2・11号国営公園西線昭島市東町二丁目から昭島市中神町に至る延長約1,160mの都市計画道路です。立川3・2・38号国営公園西線立川市上砂町一丁目から立川市上砂町五丁目に至る延長約1,310mの都市計画道路です。

このうち、上記図で示した昭島市中神町から立川市上砂町三丁目に至る延長約395mの区間では、道路を新設する事業を行っています。

施行者は東京都で、都市計画法の事業認可は2015年12月24日です。
標準的な構造は幅員30mで、幅4mの歩道を両側に、車道は幅約22mで4車線となる計画です。

施行者東京都
延長約395m
幅員30m
車線数4
事業施行期間2015年12月24日~2029年3月31日
2021年12月20日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①国営公園北通りから見た様子(地図

用地の取得が続けられています。ここから写真②までの区間の現道西側(写真右側)は概ね取得が完了している様子でした。

東京都のサイトによると、2022年1月現在の用地取得率は51%で、1年前と比べて10ポイント増加しました。

②の地点(地図

ここから先も用地の取得が進められていました。比較的まとまって取得が完了しているような印象を受けます。

③商店街(地図

この奥の部分に道路ができる計画です。

この日は正面奥の商店には足場が組まれている状況でした。

④都営住宅跡地(地図

都営住宅の駐車場だった部分を通過する計画です。既に多くの区画で駐車場の利用はされていない状況が続いています。

この先で残堀川を横断し、丁字路にぶつかる計画です。その先ではごみ処分場などの建設もされ、土地区画整理事業後の土地利用も進んできています。

さらにその1kmほど先の東中神駅東側ではアンダーパス化が事業中で、この道路の開通はアンダーパス完成後がベストなのだとは思いますが、どのようなスケジュール感を持っているのかは気になるところではあります。

撮影日:2023年1月18日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 立川民 より:

    いつも調査お疲れ様です。
    この道はクリーンセンターへの搬入路になるので、この道がない現状は昭和記念公園を大回りして、南側からアクセスしている状況と思われます。
    また、松風橋は現道を更新しながらの拡張になると思うので、どういった段取りになるのか興味があります。

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      松風橋は今ある橋を架け替えるのはほぼ確実だと思います。南側などへの切回しを何回かして、幅の広い橋を架けるのだろうと予想しています。
      市道と都道が交差する場所の橋ですので、どのような費用負担とスキームで橋を建設するのかちょっと気になっています。

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