川崎市麻生区で行われている県道12号横浜上麻生線12の進捗状況を見てきました。
事業概要
この事業は主要地方道横浜上麻生線12のうち、下麻生交差点付近~早野交差点付近の約960mについて拡幅するものです。拡幅後の幅員は約22mとなります。道路は上麻生通りと呼ばれています。
2011年8月11日に道路区域の変更が行われ事業着手しました。施行者は川崎市です。
なお、都市計画道路名称は川崎3・5・14号野川柿生線及び川崎3・4・18号菅早野線です。
施行者 | 川崎市 |
延長 | 約960m |
幅員 | 22m |
区域変更 | 2011年8月11日 |
2020年6月10日現在 |
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写真等
横浜市から川崎市に入ります。横浜市内はここから横浜青葉インター付近を経てららぽーと横浜がある緑産業道路まで4車線で完成しています。
川崎市内は市境を境に長らく2車線の状態が続いていましたが、事業の進展に伴い早野交差点の北側まで4車線が完成しました。
奥に早野交差点が見えます。この区間は現在は4車線ですが、中央分離帯が設置されていないためなのか、環状4号入口交差点~早野交差点は制限速度が40km/hとなっています。なお中央分離帯を設置する計画なのか不明。
市境~早野交差点の区間は事業の進捗に合わせて、車線減少箇所が何度か変更され現在に至っています。かつて早野交差点の手前で左側車線が減少していた時がありましたが、その車線減少を示す矢印が完全に消えていません。
矢印とその先の車道外側線は本当に消す工事をしたのか疑いたくなるくらいハッキリと残っています。工事をしたのであってもかなり雑な施工に思えます。
暫く様子を見ていましたが、この矢印に反応してか右側車線に移動する車が何台かいました。
早野交差点の北側です。ここから先は現在事業中の区間となります。ここで柿生方面行きの左側車線が消滅します。
この付近は現道の両側に拡幅する形になります。
この先のカーブの先で早野川を越えますが、そこに架かる橋の名前は馬取橋といいます。
この道路は柿生にかけて歩道が狭く交通量も多いことから、歩くには並行する鶴見川を通った方がよかったりします。
この付近もここ数年で用地取得箇所が増えてきた印象があります。かつて交差点右側に小鳥店があった気がしたのですが、立ち退き裏側にセブンイレブン(川崎下麻生団地店)ができました。
セブンイレブンですが、この先200mくらい先の同じ車線側にもう1店舗(川崎下麻生店)あり、かなり接近した出店となっています。
この付近は現道の写真右側に拡幅する形となります。
左側に見えるマクドナルド下麻生店は都市計画道路には引っかからないものと思われます。
下麻生交差点は変則的な三差路になっています。都市計画道路は十字路になるように決定されています。現在のところ、この横浜上麻生線12のほかに北向き(新大谷方面)にも都市計画道路(拡幅)が事業中です。東向きの道路は着手されていません。
最近になって交差点付近の見通しがよくなりました。
新大谷方面の都市計画道路の看板にあった図です。正式で詳細な設計図ではありませんが、下麻生は将来的にこのような感じの交差点になるのでしょうか。
この先週百メートルで事業区間が終了します。その先柿生方面にかけては小田急線交差部の橋を除き着手のめどが立っていません。
撮影日:2018年2月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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