相模原市緑区で事業が行われている相模原3・4・17号相原大沢線(第2工区)の進捗状況を見て来ました。
橋本駅西側の国道413号~西橋本5丁目交差点間で道路を拡幅するものです。前後の区間はすでに拡幅が完了しています。

事業概要
相模原3・4・17号相原大沢線は相模原市緑区相原一丁目から相模原市緑区西橋本四丁目に至る延長約1,320mの都市計画道路です。このうち、上記図で示した相原台交差点から西橋本5丁目交差点に至る約381mの区間では、道路を拡幅する事業が行われています。一連の都市計画道路の中で、第2工区として位置付けられています。
施行者は相模原市で、幅員17mの道路となる計画です。
施行者 | 相模原市 |
延長 | 約381m |
幅員 | 17m |
事業施行期間 | = |
2025年2月12日時点 |
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写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)

この交差点から北側が事業区間です。
この南側の西橋本4丁目交差点までの区間(第3工区)と、その南の相模原協同病院までの区間は、道路の整備が完了しています。

現在の道路は片側のみに歩道がある2車線の道路です。
沿道は両側ともに工場や事業所が立っていて、地図を見る限り住宅はないと思われます。
少し古いですが、相模原市議会2023年3月定例会の答弁で、用地取得率は約30%と発言があります。大きくは変わってないと思われます。

相原台交差点には現状右折レーンはありません。右折車が際立って多いわけでもないので、時々滞留はあるものの、そこまでひどくはなさそうです。
撮影日:2025年1月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
17mってあまり見ない設定の幅員ですね。。
相模原市の16号から西側ではあまり見ない計画幅員の都市計画道路が多いですね。共通して、比較的新しい計画決定という点があります。
昭和40年代に国が決定した時代と、以降の時代では道路構造令は幅員に関する考え方が異なります。また自転車道などの考え方も加わっています。
17mというのは決定当時の道路構造令などにあてはめて出された幅員ではないかなと思います。
ありがとうございます。ちょっと違う話ですが、たとえば東京都において幅員16mと幅員18mの都市計画道路では前者が40km/h制限、後者が50km/h制限になることが多いように思われますが、これは何か明示された取り決めがあってそうなっているのでしょうか?(16m街路では50制限指定をしてはいけない?など)
交通管理者との協議次第〜という文言はよく見ますが、よほどカーブが多くない場合設計速度がそう変わるとも思えず。
幅員16mと18mのどちらの道路でも、設計速度40km/hと50km/hのものがあるので、幅員と設計速度に関係があるとは思いません。
規制速度は沿道の利用状況などから交通管理者が決めることですが、設計速度以上の規制速度を設定するとも思えず、設計速度50km/hでも40km/h規制にしているところはたくさんあります。
ただ、現在供用されている幅員18m道路のうち、古くからある道路は、現在よりも歩道を狭く、車道を広くしていた傾向があり、そのような場合には50km/h規制にしているという傾向はあるとは思います。