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川崎3・4・4号世田谷町田線(片平・上麻生Ⅰ期) 古沢交差点で車線切替え

川崎市麻生区で事業が行われている川崎3・4・4号世田谷町田線(片平)及び(上麻生Ⅰ期)の進捗状況を見てきました。津久井道として親しまれている道路を拡幅するものです。

古沢交差点付近では車線の切替えが行われていたほか、片平交差点柿生交差点付近でも街築工事が進められていました。なお、新百合ヶ丘駅入口交差点古沢交差点では次期工事で4車線化の可能性がありそうです。

現在の工事進捗状況を模式的にまとめました。

現在は道路関係部署が発注する工事が3件行われていました。このほか下水道工事も施工されています。

また、新百合ヶ丘駅入口交差点古沢交差点付近の中央分離帯と古沢交差点付近の街築を行う「その10」入札が行われました。この工事で新百合ヶ丘駅入口交差点古沢交差点付近の4車線化が行われそうです。工期は当初設計で1年半程度と長く、現場着手ももうしばらくしてからと思われます。

片平工区

事業概要


川崎3・4・4号世田谷町田線多摩川の多摩水道橋から町田市境に至る都市計画道路です。すべての区間で現道があり、津久井道と呼ばれています。

このうち片平工区麻生警察署前交差点から片平2丁目交差点までの区間で現在の道路を拡幅する事業を行っています。

※2016年撮影の看板です。

拡幅後は幅20mの4車線になる予定です。

基本データ

施行者 川崎市
延長 約1322m
幅員 20m
事業期間 2001年3月23日~2029年3月31日
4車線化 麻生警察署前交差点~小田急多摩線交差部:2025年2月17日
2025年3月28日現在

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者 当初契約額(税
※これ以前は情報収集していません
2021年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その7)工事 織戸・追川共同企業体 213,760,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その8)工事 矢島建設工業株式会社 153,710,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その9)工事 河合土木株式会社 111,610,000円
2022年度 麻生区内主要地方道世田谷町田道路防護(法枠)工事 清生土木有限会社 80,710,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その10)工事 重田・重田造園共同企業体 318,630,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その11)工事 株式会社佐野建設 44,490,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(古沢交差点切替)工事 有限会社一興業 43,620,000円
2024年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その12)工事 河合・織戸共同企業体 247,090,000円
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税込)
※これ以前は情報収集していません
2020年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路詳細設計委託 株式会社セリオス 東京支店
2021年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線(暫定整備)道路詳細設計委託 株式会社綜合技術コンサルタント 東京支社 6,444,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路詳細設計(4車線化)委託 株式会社協和コンサルタンツ 横浜営業所 13,132,800円
この表の注意事項
データ収集期間:工事2022年度~、委託2020年度~(それ以前は収集していません)
※委託は工事関連業務委託のみです。物品は掲載していません。
最終更新日:2025年11月20日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①麻生警察署前交差点(地図

片平工区北端の麻生警察署前交差点です。この工区の用地取得率は100%で、市内でも重点的に工事が発注されている道路です。

川崎市の入札情報によると、新百合ヶ丘駅入口交差点古沢交差点南側付近について中央分離帯を設置し4車線化をする「麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路道路築造(その10)工事」の入札が行われています。

現時点では現場着手はしていません。工期から推測すると、実際の4車線化には1年半程度はかかると思います。

②麻生警察署南側(地図

麻生警察署の南側からは、下記に示す工事が行われていました。

工事件名は「麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(古沢交差点切替)工事」で、2024年1月31日までの予定で有限会社一興業が施工しています。

工事件名にもあるように古沢交差点の切替えがメインの工事です。

③古沢交差点(地図

古沢交差点付近は、現道が西側(写真右側)に寄っており、東側に拡幅する計画となっています。この交差点付近の用地取得が最後まで残っていました。

用地取得後、東側の取得用地部分の歩道などが整備されてきました。今回、車道部分を一旦東側に移設します。今後の工事で西側の歩道などの整備が行われる予定です。

現在は、町田方面車線が東側に移設された状態です。今後路盤などの施工を行い、世田谷方面車線も移設されるものと思われます。

12月21日追記
世田谷方面車線も東側に移設されました。

④トヨタ前(地図

トヨタモビリティ神奈川新百合ヶ丘店付近が古沢交差点切替え工事の工事区間末端です。

⑤小田急多摩線交差部分(地図

この付近は両側の街築が完了しており、車道の切替えを待つ段階です。

まだ工事発注はされていません。

⑥片平交差点付近(地図

片平交差点付近では下記に示す工事が引き続き行われていました。

工事件名は「麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その9)工事」で、2024年2月29日までの予定で、河合土木株式会社が施工しています。

西側の電線共同溝や街築を行うもので、車道部分を中央に移設する切替えも行われる模様です。

⑦片平交差点南側(地図

片平交差点の北側では電線共同溝や歩道・車道の整備が進んでいました。

片平交差点の南側では縁石の設置などが行われているように見えました。

上麻生Ⅰ期工区

事業概要

川崎3・4・4号世田谷町田線多摩川の多摩水道橋から町田市境に至る都市計画道路です。すべての区間で現道があり、津久井道と呼ばれています。

このうち柿生駅付近では上麻生工区として道路の拡幅が行われています。

道路は幅20m4車線に拡幅される予定です。

事業はⅠ期Ⅱ期に分けられており、それぞれ事業開始時期が異なります。

基本データ

Ⅰ期
施行者 川崎市
延長 約340m
幅員 20m
区域変更告示 2009年1月26日
2020年4月22日現在
Ⅱ期
施行者 川崎市
延長 約430m
幅員 20m
事業期間 2019年1月25日~2026年3月31日
2020年4月22日現在

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者 当初契約額(税
※これ以前は情報収集していません
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その4)工事 加藤・清生共同企業体 187,730,000円
2022年度  麻生区内都市計画道路世田谷町田線予定地整備工事 株式会社大隅興業
2023年度 都市計画道路世田谷町田線(上麻生Ⅱ期工区)上麻生交差点暫定整備工事 株式会社吉孝土建 31,890,000円
2024年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その5)工事 麻生建設株式会社 113,330,000円
2024年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その6)工事 三秀・矢島共同企業体 279,940,000円
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税
※これ以前は情報収集していません
2021年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線(暫定整備)道路詳細設計委託 株式会社 綜合技術コンサルタント 東京支社 6,444,000円
2024年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線(上麻生Ⅱ期工区)道路詳細設計委託 日本設計 株式会社 川崎営業所 63,296,000円
この表の注意事項
データ収集期間:工事2020年度~、委託2020年度~(それ以前は収集していません)
※委託は工事関連業務委託のみです。物品は含みません。
最終更新日:2025年11月20日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①柿生交差点北側(地図

川崎市のサイトによると、上麻生Ⅰ期工区用地取得率は100%です。片平工区と同様に、工事発注が順調に行われている工区です。

柿生交差点付近では、「片平地区下水枝線第9号工事」が引き続き行われていました。工期が延伸されています。

現場にヒューム管などが置かれていましたが、どの部分の施工をしているのかよくわかりません。

柿生交差点付近では「麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路(その4)工事」が引き続き行われていました。工期が延伸されています。

交差点付近の東側電線共同溝や街築を行い、車道の切替えを行うもののようです。

②柿生交差点南側(地図

電線共同溝の設置が進み、縁石の設置などの街築工が行われている状況でした。柿生交差点の巻き込み部分の施工も行われています。

この先の区間では上麻生Ⅱ期区間で別途事業中で、川崎市のサイトによると2023年3月末現在の用地取得率は31%とのことです。

撮影日:2023年11月13日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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