新宿区の余丁町通り~抜弁天通り間で事業が行われている環状第4号線(河田町)の進捗状況を見てきました。
進捗ざっくりいうと
- 2018年から行われていた擁壁等の工事が完了
- まもなく新たな工事開始
事業概要
環状第4号線は港区港南三丁目から江東区新砂三丁目に至る延長約29,880mの都市計画道路です。
このうち上記で赤色で示した区間で「河田町」区間として事業を行っています。施行者は東京都、事業認可は2001年8月11日です。事業延長は約330m、幅員は27~30mの4車線となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約330m |
幅員 | 27~30m |
事業施行期間 | 2001年8月21日~2023年3月31日 |
交通開放 | 2022年5月26日14時 |
2022年5月26日現在 |
2022年5月26日14時に交通開放されました。
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間の北側となる抜弁天通りから撮影しています。
北側半分(写真①~③の区間)はここ数年変化がありませんが、おおむね完成形となっています。
写真①~③の間は品川方面車線を使って暫定開放されています。
ちょうど中間付近で、暫定開放区間はここまでとなります。
ここより南側は2018年6月から擁壁や排水管、電線共同溝を設置する工事(街路築造工事(29三-環4河田町)その2)が行われていて、現在は完了しています。
写真③~⑤の区間は現在は通行できず、一部のみ沿道地権者にむけに通行スペースが確保されている状況です。
右に写る工事関係者は付近の道路で行われていた占用企業者による工事です。
2018年から行われていた工事により、右側に擁壁が設置され道路面が平らになり、電線共同溝も設置されました。
現在は工事は行われていませんが、次の工事(街路築造工事(2三-環4河田町)は入札が完了していて、三井住建道路株式会社が施工する予定です。
工事設計書を見る限り、舗装工事や車両防護柵の設置を行い、おおむね道路として完成形になるようですが、区画線の工事はやらないように見えるのでこれで開通するのかは謎です。
撮影日:2020年12月11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント