小田良上平尾線・栗木線 開通

稲城市の上平尾土地区画整理事業と川崎市の栗平を結ぶ、「多摩3・4・36号小田良こだら上平尾かみひらお」と「川崎3・4・23号栗木くりぎ」が4月25日昼頃に開通しました。開通記念式典も開かれていたようですが、参加できませんでした。

この道路は上平尾土地区画整理事業に伴って面的に整備されたもので、稲城市域は組合施行の区画整理で、川崎市域は川崎市が別に発注し完成しました。

この事業は完了しています。


稲城上平尾土地区画整理事業稲城市で行われていた土地区画整理事業です。

土地区画整理組合による施行で、2010年に事業認可を得て事業が進められ、2019年3月1日に換地処分を行いました。2022年3月3日には組合解散が認可され、事業が終了しました。

都市計画施設としては、多摩3・4・17号坂浜平尾線などが整備されました。

事業名稲城上平尾土地区画整理事業
施行者稲城上平尾土地区画整理組合
準備会結成2005年11月30日
組合設立認可2010年7月29日
換地処分公告2019年3月1日
組合解散認可2022年3月3日
事業認可期間2010年7月29日~2022年3月31日
施行面積約25.1ha
施行地区稲城市大字平尾字六号、字十号、字十一号、字十二号及び字十三号並びに同市大字坂浜字十七号及び字十八号の各一部
合算減歩率48.84%
2022年3月3日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本分の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

昨年には完成していたのですが、諸般の事情から延期されていたようです。私も開通が待ち遠しかった・・・。

沿線には日大の寮が建設されました。今年の春から既に入居しているようです。

これまで区画整理組合が暫定的に描いた区画線がありましたが、開通に先立ち3月ごろから警察による標識の設置や区画線が描かれていました。

日大の寮から東側の区間は、数年前から通れる状態でしたが、4月25日をもって正式に交通開放となったようです。

開通区間には大きな擁壁が登場しました。もともとここには都県境に尾根がありましたが、切り崩しています。もともとの景色とはだいぶ違ったものになっています。

尾根へ上がる階段も整備されていますが、現段階では開放されていないようです。

カーブを曲がると川崎市に入ります。センターラインの色が変わっているところが県境です。

ここから川崎市側は1972年(昭和47年)~1982年(昭和57年)にかけて栗木第一土地区画整理事業で面的に整備された場所で、成熟した街並みが広がっています。現在では一部で残っていた空き地にも家が建ち始め、マンションの建設なども一部で進んでいます。

この先数百メートル行くと小田急多摩線の栗平駅ですが、急行や多摩急行の停車駅で、大手町などの都心方面への直通列車があることも魅力の一つのようです。

栗木方面から上平尾方面を見ています。ちょうど都県境で道路の構造が違っているのがわかります。最近の川崎市の新設道路はあまり街路樹を植えない傾向があるように思えるのですが、ケチってるんですかね。

川崎市側の既に開通している道路は、開通から年月が経っていることもあって非常に路面が悪い状態です。工業系新聞電子版によると打換の計画もあるそうです。

カーブの部分から360度全天球画像です。

20分ほどここにいましたが、開通初日ということもあってか、この間の通過交通は10台ほど。ドライバーへの認知までは時間がかかりそうです。

また、若葉台駅へ抜ける坂浜平尾線が全通すれば、さらなる利便性向上と、黒川~若葉台の渋滞の軽減にもつながりそうですね。

区画整理の進捗については別で記事にします。

撮影日:2017年4月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 環状6.5号線 より:

    都県境が分かりやすいですね!

    東京都側は典型的な道路パターンで、側溝(?)が1ブロック毎に穴が開いているタイプで街路灯は茶色のものが短間隔で設置、川崎市側は街路灯間隔が長くなる感じ。

    ところで川崎市側のガードレールは今後写真の形に統一されそう、東京都側の街路灯は小さいタイプ(奥多摩エリアや幅が狭い道路によくあるタイプ)のものは今後大幅減少・削減されそうな気配ですね。

    • yunomi-chawanyunomi-chawan より:

      現在は神奈川県側のセンターラインが白色に書き換えられていて、都県境が以前よりはわかりにくくなっています。

      東京都側の車両脇のものは「街渠」と呼ばれるもので、排水施設は計算の上、設置場所や間隔が計画されています。当然ですが、特に下り坂から上り坂に変わる場所(最も低い場所)には必ず設置されます。

      道路照明についても計画的に配置されています。田舎など光っていてもしょうがない場所には設置数は少なくなりますし、市街地や幹線道路ほど明るくなるように設置してあります。
      なお、この栗木線の神奈川県側の道路照明に小さいものが設置されているのは、もともとこの道路が行き止まりの道路で、通過交通が多くなかったためです。

      小さいタイプの街路灯がどのようなものを指しているのかいまいちわかりませんが、住宅街等に設置してあるような、いわゆる防犯灯と呼ばれるようなものものは、昨今の防犯意識の高まりや市街化の進行から、東京都市圏では設置数は増加傾向なのではないでしょうか。
      なお、見分けは付きにくいですが、自治体ではなく、町内会自治会や商店会のような任意団体が設置している道路照明も一部にあります。このようなものは減っていくかもしれません。

      写真に写っているのは、ガードレールではなく横断防止柵(抑止柵)です。歩行者の車道横断を抑制するためのもので、基本的に車両を防護する役割はありません。

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