「横浜環状北西線 建設現場見学会」に参加 その1

2020年までの開通を目指している首都高速横浜環状北西線ですが、8月21日に建設中の現場を見学できる機会があり、抽選に当たったので見てきました。

当日は10時に川和町駅から徒歩25分程度の場所にある「ほくせいせんPRルーム」[地図]に集合でした。

首都高速横浜環状北西線横浜港北Jct横浜青葉Jct(仮称)を繋ぐ約7.1kmの首都高速道路で、大半がトンネルで建設され、途中インターチェンジ・パーキングエリアなどは設置されません。

2020年の開通を目指しており、現在は工事も終盤戦へ。いよいよ形になりはじめています。

10時に集合した後、事業の説明などがありました。トンネルは港北方面・青葉方面を2基のシールドマシンでそれぞれ掘っていますが、港北方面トンネルが8月9日に貫通したそうです。

参加者は30名程度とのこと(おそらく38名いたはず)で、青グループ緑グループの2つのグループに分かれました。青グループはトンネル見学→橋梁見学、緑グループは橋梁見学→トンネル見学の順に行われました。私は緑グループでしたので先に橋梁見学です。

橋梁見学の場所は横浜青葉IC(Jct)付近です。そこまで貸切の横浜市営バスで移動。歩いても10分程度の場所です。

見学場所[地図]に到着。ここからは工事区域で普段は立ち入ることができない場所です。

昨年8月20日にもこの辺りの様子を見に来ていましたが、そのころと比べると随分と工事が進んでいるなという印象を受けました。

橋梁見学場所はこの上。

仮設の階段をのぼって行きます。先週には川崎市の五反田川放水路を見学していますので、足場には慣れました。

上る前に安全帯を身に付けます。使うことはありませんが、現場のルールとして身に着けることになっているそうです。

上り終えました。港北方面を見ています。

橋梁区間は見える部分まで。その先は土工部を経てすぐにトンネルに入って行きます。

橋梁は、右側が「北西線→東名」、中央が「北西線←→出入口」、左が「東名→北西線」のものとなっています。

この付近の鶴見川は市街化調整区域で宅地化が免れている部分で、田んぼや畑が広がっています。

この部分が料金所予定地です。既に料金所のようなものが出来上がってきています。

「北西線←→出口」を利用する場合は、ここの料金所はスルーして、既存の横浜青葉ICの料金所を使用することになるそうです。

ちなみに、左側に見える小さな道路は重量オーバーした車両などが退出するための道だそうです。

こちらは東名方面。

ぐぐぐっと高度を上げてジャンクション部分へと突入します。既に床版などの設置も進み、壁高欄の構築も進められています。これからアスファルト舗装などが進められていくそうです。

隣の橋梁はプレキャスト床版が設置され、現在は壁などの設置中。新しいコンクリートは本当にきれい。

こちらは壁高欄

完成すると歩くことができませんし、非常に貴重な経験でした。

その後、橋梁を降りて、再びバスに乗りほくせいせんPRルームに移動。その後トンネル見学をしました。これについては次回の記事で。

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