現在、港北JCT~(仮称)横浜青葉JCTで建設中の首都高速横浜環状北西線の(仮称)横浜青葉JCTの建設状況を見てきました。撮影日は2017年8月20日です。
計画の内容等については首都高速道路のホームページをご覧ください。
横浜環状北西線の港北JCT側の橋脚です。横浜青葉~港北間はおおむねトンネルで建設される計画で、既にシールドマシンは発進しています。
これらの橋脚は右側から、「東名→西北線」「インター→北西線」「北西線→東名」のランプの橋脚になるものと思われます。
東名高速道路の横浜青葉インターは1998年に供用開始された比較的新しいインターチェンジですが、主に高架でできている大規模なインターチェンジで、北西線も高架で接続する予定です。北西線はそこから港北方面でトンネルになるため、高架は徐々に高度を下げています。
北西線のトンネルの手前では盛土等による区間もありました。料金所になる場所でしょうか?
ここは横浜青葉インターの現在の料金所付近。右側の大きな高架が料金所で、2本のランプは東名につながっています。
北西線は中央の空間に接続するようです。東名高速道路に横浜青葉インターが開設された当初から既に首都高速道路ができることを考慮していたようですね。
横浜青葉インター一帯は現在、ランプの高架等の建設が真っ最中。どれがどのランプの高架になるのか確かなことが言えないので書きませんが、今しか見られない光景ですね。
巨大な仮橋脚を用いて橋梁の工事をしている光景も。既存のインターランプの間を縫うように工事が行われていました。
横浜青葉インター開設当初から北西線の建設を見据えた設計になっているようではありますが、当時準備したであろう橋脚の出っ張りが使われない部分もあるようです。そこも道路好きとしては面白い部分です。
中にはアンバランスに見える橋梁も。不安定に見えますが、安全なのでしょう。すごいや。
横浜青葉付近は工事のため通行できなくなっている区間があります。
幹線道路等は通常通りで、田んぼや畑沿いの道が通れなくなっている状況です。付近は住宅は少ないので用地取得等もそこまで時間はかからなかったのではないかと思います。さらに港北方面にかけてトンネルが続くため、沿線の景色もそれほど変化はなさそうです。
工事現場にあった工事看板。首都高速横浜北西線は東名高速道路と接続するため、首都高速道路と中日本高速道路の看板がありました。この看板の工事ですべて終わらせるのかわかりませんが、政府が2020年までの開通を目指すとしているという報道もあり、完成は意外と近いかもしれませんね。
開通すれば多摩南部や川崎・横浜北部から東京湾や羽田空港に向けてアクセスが良くなりそうです。空港アクセスバスのルート変更も可能性としてありそうですね。
撮影日:2017年8月20日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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