補助第128号線(松原三丁目) 着手前の状況2023.5

世田谷区で事業着手に向け準備が行われている補助第128号線(松原三丁目)の様子を見てきました。

2022年12月には近隣住民向けに事業概要及び現況測量説明会が実施されていた模様です。今後数年で都市計画法の事業認可を受けるものと思われます。

事業概要

補助第128号線世田谷区新町二丁目から杉並区阿佐谷北五丁目に至る延長約9,020mの都市計画道路です。このうち世田谷区松原三丁目地内の約170mの区間では、道路を新設する事業が行われています。

2022年12月には、事業概要及び現況測量に関する説明会が開かれていました。

施工予定者世田谷区
事業予定延長約170m
事業予定幅員20m~23m
事業期間2024年3月7日〜2031年3月31日
2024年3月7日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①京王線の南側(地図

事業予定区間南端は、京王線の南側にあたります。

現在は下高井戸駅のプラットホームがありますが、京王線は連続立体交差事業が行われており、将来的に高架化される予定です。

道路は高架の下をくぐる予定で、京王線南側では、高架の付属街路である東京都市計画道路区画街路都市高速鉄道第10号線付属街路第17号線(東鉄10付17)と接続する計画です。

②京王線の北側(地図

京王線の北側では、東鉄10付10東鉄10付11と交差する計画です。

この部分にはかつて自転車等駐車場がありましたが、既に閉鎖の上、高架化の工事ヤードとして使用されています。

③先行取得されている土地(地図

1枚のみ先行取得されている土地がありました。

現地には、近隣建物改修に伴う駐車場及び資機材置場として一時的に土地を貸し出していると示す掲示がされていました。

④甲州街道から見た様子(地図

高いマンションに挟まれた低い建物しかない部分があり、この部分に道路ができるのだと、現地を見ればなんとなくわかります。

北側は甲州街道と接続する計画ですが、下高井戸駅入口交差点と近い(100m)ため、どのような交通処理をするつもりなのか気になります。

撮影日:2023年5月14日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0450)

コメント

  1. 躍動する都会 より:

    いつも拝見させて頂いております
    既に一部用地取得済になってるのでもう事業開始されてると思いきやまだ準備段階だったのですね
    あと個人的に、この区間含め補助128号の和田堀公園までは最終的に都道427号瀬田貫井線の本線になる筈なので、ここも本来なら都施行とすべきところ区施行の予定とされてる理由が気になります

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      連続立体交差事業に関連する街路事業であるため、駅周辺のまちづくり(再開発等)に関連することから区施工となっているのではないでしょうか。

      • 躍動する都会 より:

        今回整備分では飽くまで連続立体交差化後の交通広場へのアクセス道路的な位置付けで、都の方も補助128の世田谷線〜京王線の部分をいつ事業化するかも分からないのでそこが開通する折に都道に移管すればいい的なスタンスってことなんですかね…

        • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

          これもあくまで推測ですが、桜上水側を南北でつなぐ補助第133号線が都施行予定になっていて、補助第128号線のうちユリの木通り~松原駅付近間が前回優先整備路線策定時(第三次事業化計画)には都施行予定だったものが取り下げられていますので、何らかの交換があったのかもしれませんね。知らんけど。

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