東村山3・4・15の2号新東京所沢線(上清戸) 志木街道~けやき通り間で工事中 進捗状況2024.9

清瀬市で事業が行われている東村山3・4・15の2号新東京所沢線(上清戸)の進捗状況を見てきました。

志木街道けやき通り間で、街路築造工事が行われ、徐々に道路らしくなってきています。

事業概要

東村山3・4・15の2号新東京所沢線清瀬市中清戸から清瀬市中里に至る延長2,320mの都市計画道路です。このうち、上記で示す新小金井街道けやき通り間で事業を行っています。

事業認可は2008年10月1日、施行者は東京都です。延長は約660mで、幅員18mの2車線となる計画です。

施行者東京都
延長約660m
幅員18m
車線数2
事業施行期間2008年10月1日~2025年3月31日
2020年8月31日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

放射第7号線大泉学園町付近から東所沢付近にかけて連続的に整備が行われています。埼玉県では「東京都とのスクラム強化による道路整備」として整備を進めています。

これらの道路が完成すると、皇居付近から狭山日高IC付近まで1本の道で繋がることになります。

それぞれの区間については下記をご覧ください。

写真等

撮影位置はこの通りです。

現在行われている工事は、「街路築造工事(5北北-東村山3・4・15の2[上清戸])」で、2025年2月中旬までの予定で、株式会社飯和建設が施工しています。

工事内容は、志木街道けやき通り間の街路築造のようです。

この工事では、志木街道およびけやき通りの交差点部の工事は含まれていません。なお、けやき通りとの交差点工事については、隣の清瀬橋区間での発注で別途施行中です。

また、今回の工事では、車道舗装の表層部の工事は含まれておらず、今回の工事完了後の交通開放はないと見られます。

歩道舗装も通常の透水性アスファルト舗装ではなく、仮舗装で使われる細粒度アスファルトで、植栽部分もアスファルトで埋める計画となっています。東京都の都道工事では、交通開放後に埋設物工事をすることがあり、この場合このような仮舗装とすることがよくあります。

①けやき通りから南向き(地図

手前のけやき通りとの交差点部分は、清瀬橋区間での工事「街路築造工事(5北北-東村山3・4・15の2[清瀬橋])」で施工中です。上記工事による区間は、その奥の側溝施工部付近から先です。

この区間は、車道の両側にVS側溝を整備する計画となっていて、すでに大部分が施工済みのように見えました。神奈川県では市町村含めてVS側溝はよく見る気がするのですが、東京都内では神奈川県に比べるとあまり見ないような気がします。

この付近は、基本的に地形は平ですが、ごくわずかな勾配があり、その窪地で冠水が発生しやすい地域でもあります。ここもおそらくですが、そういう地形の都合から、通常の排水管ではなくVS側溝を採用したのではないかなと想像しています。ただ、流し先大丈夫なのかな。

②志木街道から北向き(地図

現在の工事の区間はここまでです。

志木街道との交差点部には手を付けないようです。

③志木街道から南向き(地図

志木街道から南側の工区は、現在行われている工事では施工されません。

用地買収は完了していて、あとは工事を待つのみです。

④南側中間(地図

この区間はすでに電線共同溝などは整備済みです。

⑤新小金井街道から北向き(地図

年間発注予定には、「街路築造工事(6北北-東村山3・4・15の2[上清戸])」、「街路築造工事(6北北-東村山3・4・15の2[清瀬橋][上清戸])」が掲載されています。

詳しい工事内容は不明ですが、前者で新小金井街道~志木街道間の街路築造をし、その後に後者工事で新小金井街道~清瀬橋間の舗装表層を一気に仕上げて、この両区間一括で交通開放するのではないかと予想しています。

撮影日:2024年9月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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