東村山3・4・15の2号新東京所沢線(上清戸) 電線共同溝設置工事進む 進捗状況2023.11

清瀬市で事業が行われている東村山3・4・15の2号新東京所沢線(上清戸)の進捗状況を見てきました。新小金井街道けやき通り間で道路を新設するものです。

東京都のサイトによると、2023年4月1日の用地取得率は100%となり、用地取得は完了したものと見られます。現在は、昨年の汚水管と水道の設置工事に続き、電線共同溝設置工事が行われています。

事業概要

東村山3・4・15の2号新東京所沢線清瀬市中清戸から清瀬市中里に至る延長2,320mの都市計画道路です。このうち、上記で示す新小金井街道けやき通り間で事業を行っています。

事業認可は2008年10月1日、施行者は東京都です。延長は約660mで、幅員18mの2車線となる計画です。

施行者東京都
延長約660m
幅員18m
車線数2
事業施行期間2008年10月1日~2025年3月31日
2020年8月31日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

放射第7号線・新東京所沢線

放射第7号線大泉学園町付近から東所沢付近にかけて連続的に整備が行われています。埼玉県では「東京都とのスクラム強化による道路整備」として整備を進めています。

これらの道路が完成すると、皇居付近から狭山日高IC付近まで1本の道で繋がることになります。

それぞれの区間については下記をご覧ください。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①新小金井街道から見た様子(地図

新小金井街道から北側が事業区間です。南側については別途事業が行われています(参考)。

現在は、新小金井街道志木街道間をメインとする電線共同溝設置工事が行われています。

工事件名は、「街路築造工事のうち電線共同溝設置工事(4北北-東村山3・4・15の2[上清戸])」で、2024年2月下旬までの予定で、株式会社最上建工が施工しています。

電線共同溝は電線類を地中化するための管路と特殊部で、道路の両脇に設置されます。

道路新設の場合は、一般的に表面を整備する前に設置工事を行います。

②新小金井街道~志木街道間(地図

現場には管路が置かれ、道路の両脇には既に埋設したとみられる跡がありました。

③志木街道から南向き(地図

工事は主に新小金井街道志木街道間を行うもので、この日は志木街道南側付近にバックホウが置かれていました。

④志木街道から北側(地図

志木街道から北側は、一部を除いて、2019年度発注の工事で電線共同溝は設置済みです。

⑤けやき通りから見た様子(地図

志木街道けやき通り間は若干谷地となっています。現在、新小金井街道のファミリーマート清瀬中清戸店付近の冠水ポイントで冠水対策工事を行っていますが、ここもしっかり対策をしないと同じ事になってしまいそうですね。

東京都の入札情報サービスによると、今年度は発注規模1億6000万円以上~2億5000万円未満の「【所】【週休2日制確保工事】街路築造工事及び補償代行工事(5北北-東村山3・4・15の2上清戸)」が掲載されています。発注規模的にかなり道路形態に近づきそうな工事です。隣の清瀬橋区間と同時期の開通を目指しているのでしょうか?

撮影日:2023年11月19日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました