③寺田地区

寺田地区付近では、上記赤色で示したような工事が行われていました。
掘削などの工事
ゆりのき台の東側、トヨタ自動車大学校の南側では、掘削等の工事が引き続き進められています。
現在は2軒の工事が行われている模様で、
1つ目の工事件名は「R5国道20号八王子南BP寺田地区改良その20工事」で、2025年2月28日までの予定で、共立建設株式会社が施工しています。
2つ目の工事件名は「R6国道20号八王子南BP寺田地区改良その22工事」で、2025年7月31日までの予定で、巴山建設株式会社が施工しています。

この部分では山1つ分を掘削工事がずっと続けられていますが、今回の工事でも引き続き掘削する模様です。

これまで行われていた寺田跨道橋(仮称)のこの部分の工事は完了した模様です。
現在はこの跨道橋に接続する赤道の復旧工事が行われているようでした。
大船寺田高架橋(仮称)

市道横山32号線、めじろ台グリーンヒル通り、都道506号などを跨ぐ大船寺田高架橋は、赤色で示した工事が行われています。
上部その2工事
工事件名は、「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その2工事」で、2025年3月31日までの予定で、日本ファブテック株式会社が施工しています。
P13・P14・P15橋脚の躯体及びP13~A2橋台間桁製作・架設などを行うものです。

既に桁が大方で架かっていて、それらの連結や床版などの作業を行っているように見えました。

これらの工事により、この交差点は蓋が掛かったようになり、これまでとは大きく景色が変わりました。
また、工事に伴い、南側歩道が通行止めになっています。
上部その3工事
P5~P13橋脚間では、上部工事が行われています。
工事件名は「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その3工事」で、2025年2月28日までの予定で、株式会社IHIインフラ建設が施工しています。

こちらは既に大方の工事が完了しているようで、足場なども最小限になっているように見えました。
その1工事
一番都心側では、P3・P4橋脚の躯体と、A1~P5間の上部工事が行われています。
工事件名は「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その1工事」で、2025年5月23日までの予定で、古河産機システムズ株式会社が施工しています。

P3・P4橋脚躯体は鋼製で、同じく鋼製の上部工と一体となって施工される予定です。既にP4橋脚の北側の躯体が立ち上がっていて、順次組みあがっていくと見られます。

P3橋脚も同様に組み立てている途中でした。
切回し道路
現地には切回し道路工事の看板が設置されていました。
工事件名を示す掲示がありませんでしたが、「R6国道20号BP改良他工事」ではないかと思われます。
この工事は現時点で設計図等の情報提供対象となっていないため、詳しい工事内容はわかりません。
この東側、八王子みなみ野地区の様子は変化が無いので割愛します。
次は片倉地区です。
コメント
ゆりのき台通過部分に関しては宅地造成時から用地が確保されていたとのことですが、その時にこの部分だけでも先に完成させられなかったのでしょうか?
その方が建設費用が抑えられる気がするのですが
もともとこの部分には1960年代~70年代にかけて都市計画決定された都市計画道路がありました。その都市計画道路のルートは現在とは異なり、長沼駅入口~現在の八王子みなみ野~医療センターに至るルートでした。この時決定しているのはルートと幅員のみであり、どのような構造でどんな道路ができるのかは決定していません。
ゆりのき台地区の宅地造成が行われたのは1990年代初のこと。この宅地造成では、上記決定の都市計画道路の幅員に応じた用地の確保のみされました。このときどのような道路ができるか決定していないため、暫定形での確保となりました。
一方八王子南バイパスが事業化されたのは1997年です。
このとき、八王子南バイパスの都市計画道路にあたる「東京八王子線」は、これまで京王片倉駅付近からそのまま西に延び、椚田遺跡公園通りを通り高尾駅付近に至るルートだったものを、現在の計画ルートに変更しています。
また、事業化するにあたって、どのような道路を造るかが決定しています。
したがって、ゆりのき台地区造成時に完成させることは不可能です。
いつも楽しく拝見しております。
③寺田地区、最初の地図のすぐ下「八王子医療センター付近」のままとなっております。
修正しました。ありがとうございます。
断片的に道路の出来上がる姿が見れること、毎回楽しみにしています。
調べる方は大変でしょうが、お身体に気をつけてください。