④片倉地区
片倉地区ではこのような工事が行われています。なお、この区間では引き続き用地取得が進められていますが、国資料によると、取得率は約9割とのこと。
工事用道路
国道16号東京環状の東側では、取得済み用地に工事用道路の建設が少しずつ行われています。
国道16号東京環状~由井中学校北側付近までは、2021年度の「R3国道20号八王子南BP片倉地区改良工事」で工事用道路が建設され、仮囲いなどの設置もされました。
その後、2022年度発注の「R4国道20号BP改良他工事」で、由井中東側付近まで工事用道路建設がされました。
ただこの部分は砕石を敷いた程度の簡易なものとなっていました。
現在は、さらに工事区間を東に伸ばし、工事用道路の建設がされています。
工事件名は、「R5国道20号BP改良他工事」で、2024年9月30日までの予定で、世紀東急工業株式会社が施工しています。
ゆりのき台の切回し道路工事と同じ工事です。
国道16号東京環状(現道)
国道16号東京環状(現道)のうち、片倉町・万町地区について、国・都・八王子市による「国道16号片倉町・万町地区現道対策調整会議」が2019年から行われています。
要するに「八王子南バイパスが開通したら絶対渋滞悪化するからどうにかしなきゃ」っていう調整会議なんですが、5年経っても事業化や都市計画決定などの具体的な動きが見えてこず、開催結果が公表されるたびモヤモヤします。こんな会議は形だけやって方向性決まっているやつの根拠付けだと思っていたんですが。
現状この区間は混雑が激しい区間ですし、北野街道は絶対渋滞悪化するでしょうね。
個人的には、子安町交差点を廃止し、創価学会~とちの木通りと国道16号を分離、ガソリンスタンド北側(集いの拠点用地)にとちの木通りとの連絡路を設置し、将来設置される八王子南バイパスの国道16号現道出入口との離隔を確保しつつ、とちの木通りとのアクセスも確保。国道16号現道・北野街道は単純に拡幅。なんて妄想をしてたんですが。国もバイパスが平行しているなかで現道の方の事業化に踏み込みにくい事情があるような気はしますが、5年も検討している時間あれば用地取得の少しも進んだでしょう。
撮影日:2024年9月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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