⑤片倉地区
この区間では工事は行われていません。
年間発注予定によると、今年度、片倉地区では「R3国道20号八王子南BP片倉地区改良工事」が予定されています。おそらく、片倉地区で初めての工事となります。掘削工、舗装工、排水構造物工、防護柵工とのことで、そこまで大きな工事ではなさそうでし、どの部分を行うのかはわかりません。
撮影位置はこの通りです。
この正面では、調布共同溝の建設残土が、引き続き仮置きされています。
ここから先、JR横浜線の西側までは、用地の取得が進んでいます。令和2年度予算に向けた個別公共事業評価によると、全体の用地進捗率は95%とのことです。
取得された用地が広がっています。
この先に国道20号東京環状(現道)があり、立体交差する計画となっています。
用地の取得は進んでいますが、ここ数年はあまり変化がない印象です。
左の創価学会の後ろ側あたりで、八王子南バイパスへ向かうランプが接続する計画となっています。
国土交通省、東京都、八王子市では、2019年から「国道16号 片倉町・万町地区 現道対策調整会議」というものを開催しています。
どういう目的の会議なのかはっきりしませんが、公開されている会議資料を見ると、この部分の現道を拡幅する方向なんじゃないかなという気がします。
現道の幅員は約13mで、場所によっては歩道がかなり狭いほか、交差点を先頭に渋滞が発生することもあります。現道に沿って幅員25mの都市計画道路が決定されています。
このように取得された用地が広がっています。
JR横浜線の西側約200mはあまり用地の取得が進んでいないように見えました。
この辺りも特に変わりはありません。
八王子南バイパスはここまでで、ここから東側は日野バイパス(延伸)Ⅱ期として事業が行われています。
写真奥の日野バイパス(延伸)Ⅱ期の中央分離帯で工事をやっていましたが、東京電力の工事で、国道の工事とは直接的な関係はなさそうでした。
撮影日:2021年5月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
館第二トンネルは、規模的に中堅ゼネコンかと思いきや鹿島なんですね。スーパーゼネコンでもこの規模の工事を受注しないとやっていけないくらい経営が大変なんでしょうね。
入札調書を見ると、準大手や中堅といわれるようなゼネコンも応札しているようです。
予定価格60億円なのでスーパーゼネコンが入ってもおかしくはないかなと思いました。
建設業界の厳しさはどこもありそうですね。
館町団地に住んでいる者です。殿入会館付近からトンネルを抜けるゆりのき台の地上部の側道部がよくわかりません。やはり本線トンネルの上に側道のトンネルで通すのでしょうか?
地上部の側道は地上を通ることになります。
館町団地自治会のサイトにイメージ画像が掲載されています。