厚木市で事業が行われている神奈川県道42号（藤沢座間厚木）【第Ⅱ期区間】の進捗状況を見てきました。
厚木3・3・6号座間荻野線として決定されている都市計画道路で、延長約1,170m、標準幅員22mで、4車線の道路として整備がされる計画です。
事業概要
厚木3・3・6号座間荻野線は厚木市関口から厚木市下荻野に至る延長約4,160mの都市計画道路です。このうち上記で示す区間では、県道42号（藤沢座間厚木）の第Ⅱ期事業として道路の整備が進められています。
施行者は神奈川県、延長は約1,170m、標準幅員22mで、4車線の道路として整備がされる計画です。
| 施行者 | 神奈川県 |
| 延長 | 約1,170m |
| 幅員 | 22m |
| 車線数 | 4 |
| 2023年12月30日現在 | |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間の終点となる県道63号と交わる三田小学校入口交差点です。
交差点近辺は用地取得が進んでいます。
小刻みに工事発注をする印象がある神奈川県道ですが、交差点付近は空き地が広がっています。
交差する神奈川県道63号についても、交差点付近を拡幅し右折レーンの設置などを行う計画で、これも用地取得が進められていました。
計画道路はこのまま直進的に建設される計画で、三田小学校北側方面の道路とはこの先で分岐する計画です。
この先には、道路計画地にアパートが数軒建っていて、工事が始められていない状況です。
神奈川県の資料によると、2026年度の開通を目指しているとのことですが、この部分の用地取得が開通時期に大きく影響しそうです。
厚木市北部学校給食センター北側の区間は道路の築造が進んでいます。交通開放はされていません。
三田小学校南側は、用地の取得は進んでいますが、既知の埋蔵文化財包蔵地がある関係で、埋蔵文化財発掘調査が行われています。
調査完了後に工事に着手するものと思われます。
埋蔵文化財調査件名は、「令和4年度合併道路改良工事公共（その8）県単（その15）調査業務委託」で、2024年3月29日までの予定で、株式会社玉川文化財研究所が施工しています。
中三田陸橋上交差点に繋がる橋梁は終点側の橋脚１基、橋台1基を除いて下部工は完了している模様です。この写真の後ろに橋脚1基と橋台1基が建設される模様ですが、現時点では着工していません。
終点側橋台はブルーシートが掛けられています。
中三田陸橋上交差点から6径間分では橋梁の上部工が行われています。
工事件名は、「主要地方道藤沢座間厚木新設橋梁（上部工）工事」で、2024年3月29日までの予定で、日本ピーエス・宇内・林土木特定建設工事共同企業体が施工しています。
6径間連結PCバルブT桁橋の桁製作・組立・架設などを行うもので、入札のあと地方自治法及び県条例に基づき県議会の議決を経て契約されています。
既に桁架設や床版などの工事は終わっているように見え、現在は壁高欄などの施工を行っているように見えました。
神奈川県の入札情報サービスによると、このほか比較的小規模ながら道路築造工事の入札が行われている模様で、少しずつ工事に着手するものと思われます。
撮影日：2023年12月10日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
神奈川県道は路線名に線をつけなのが正式ですから、路線名は神奈川県道42号藤沢座間厚木や主要地方道藤沢座間厚木するのがベターだと思います。
変更致しました。
早速のご対応ありがとうございます。
いつも楽しみにみておりますのでこれからもよろしくお願いします。
橋梁はだいぶ出来ているようですが、用地がまだまだのようですねー
墓参りに通るところなので、完成が待ち遠しいです。