4車線化工事が行われてきた都市計画道路「調布保谷線」のうち、三鷹・武蔵野区間が3日~6日にかけて4車線化へ切り替えられ、6日に4車線化が完了します。
調布保谷線は多摩南北主要5路線の1つであり、稲城市矢野口~西東京市北町三丁目を結ぶ延長約14.2kmの主要な幹線道路で、東京都では特に力を入れて整備をしてきました。
4車線の道路とする計画(※)で、2015年に全線開通した一方で、用地取得の遅れた場所などで暫定2車線での供用となっていました。(※)甲州街道~中央道間は2車線の計画
2002年に事業認可された三鷹・武蔵野区間のうち、野崎八幡前交差点~上連雀通北交差点間においても、暫定2車線となっていました。
塚交差点付近では2017年末ごろに用地取得・取り壊され、野崎八幡前交差点付近では2018年夏ごろに用地取得・取り壊しが行われ、その後工事が行われてきました。
今年の初め頃からは、4車線化に向けた最後の工事が2区間に分けて始まりました。
この区間では流れが滞ることもしばしばあり、4車線化を望む声がSNSで見られることがありました。
工事の看板等
2019年(令和元年)9月中旬までの予定で、株式会社NIPPOが街路築造工事及び車道舗装工事(30北南-三鷹3・2・6)その2を行っています。
工事自体はほぼ終わっているようで、4車線化に向けた単管バリケードの撤去などを行っているようです。
世紀東急工業株式会社が行っていた北側の工事は終了しています。
3日12時頃の進捗
9月3日12時頃現在の進捗状況です。
北行き車線は塚交差点~上連雀通北交差点まで、
南行き車線は野崎交差点~野崎八幡前交差点まで
の片側2車線化が完了しています。
こういう作業は車の流れの下から行うことが多いです。
写真等
この付近では立ち退いた家・商業施設跡地の街築と、中央分離帯の設置工事などの工事が行われてきました。
3日12時頃は南方面(調布方面)行き車線が、野崎交差点まで片側2車線化しています。
こんな感じで、あの家があったのが懐かしく思えます。
工事自体は終わっていますが、単管バリケードで塞がれています。今後撤去されます。
私が見に行ったときには、北行き(保谷方面)車線のうち塚交差点付近で単管バリケードの撤去作業を行っている最中でした。
作業自体はかなりスムーズに見えました
おまけ
この現場では3種類の単管バリケードが設置されていました。
上連雀通り北(Kamirenjaku-dori Ave. N.)として記載してある道路標識を、この記事内では上連雀通北としました。道路標識が誤記載のためです。
撮影日:2019年9月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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