調布市で事業がおこ案われている調布3・4・7号喜多見国領線ですが、引継補修工事が2件始まりました。
交通開放に向けた引継工事と思われますが、いつ交通開放されるかは4月30日現在、まだアナウンスされていません。
事業概要
調布3・4・7号喜多見国領線は調布市岩戸北二丁目から調布市国領町三丁目に至る全長約2,500mの都市計画道路です。
このうち、品川通りから甲州街道までの約580mについて事業を行っていました。2007年7月12日に事業認可を得て、東京都が施行者です。計画幅員は18~24mで、京王線とはアンダーパスにより立体交差します。都道としては都道11号に編入されています。
この事業は老朽化した都営住宅などの建替えにより、土地の高度利用を図る「国領駅東地区住宅市街地総合整備事業」の一環で整備されているため、建設局ではなく都市整備局が担当していました。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約580m |
幅員 | 18~24m |
事業施行期間 | 2007年7月12日~2021年3月31日 |
交通開放 | 2022年8月4日11時 |
2022年8月4日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
2022年春頃より、下記の2件の工事が始まっています。
1件目の工事は、「道路引継補修工事その1(3調-2)」で、2022年7月中旬までの予定で、株式会社大和が施工しています。
2件目の工事は、「道路引継補修工事その2(4調-1)」で、2022年8月上旬までの予定で、南進開発株式会社が施工しています。
入札情報サービスによると、これらの工事に当たっては、2021年10月に「道路引継補修工事その1(3調-1)」の入札が行われましたが不調となっていました。また、2021年11月に「道路引継補修工事(単価契約)」の入札が行われましたが不調となっています。さらに、2022年1月に「道路引継補修工事その3(単価契約)」の入札が行われましたが不調となっています。
したがって、この工事で交通開放されるのかは不明です。
喜多見国領線自体は、前回工事でおおむね完成しています。Bバリやキャスターゲートがあって、通り抜けることはできません。
喜多見国領線と南側で接続する調布市道「品川通り」の整備もおおむね完了しています。
情報公開されている工事設計図面によると、大町橋交差点の野川より横断歩道は撤去する計画で、縁石等の工事も行われる予定のようです。
国領小学校東交差点の野川寄り横断歩道も撤去予定で、現在は仮区画線になっています。
都営金子町アパート横は概ね完成しています。
京王線横断部では、「引継補修工事その1」が行われています。斜路付階段補修を行うもののようです。
旧甲州街道入口交差点付近でも補修工事が予定されています。
撮影日:2022年4月29日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
二街の事業ということは、道路整備ではなくて、再開発事業で施工したのですね。交通開放が遅れているのは地元市が引き継ぎにシビアな条件を出しているのでは?
厳密には市街地再開発事業ではなく、住宅市街地総合整備事業によるもので、道路については街路事業として都市計画法の事業認可を得ています。
設計図を見る限り、それほどシビアな条件を出しているようには見えませんね。1件施工理由が理解できないものがありますが。
遂に交通開放日が決まりましたね!
8月4日だそうです。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/07/11/09.html
※既知でしたら申し訳ありません。
情報ありがとうございます。
あの〜確か、調布まっぷを見るとですね
狛江の方まで計画見ました
あの〜確か、調布まっぷを見るとですね
狛江の方まで計画見ました