2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた、味の素スタジアム周辺の整備状況を見て来ました。
会場ではなく周辺の整備状況です。
オリンピックではネーミングライツの「味の素スタジアム」ではなく、「東京スタジアム」として案内されています。また、パラリンピックでは味の素スタジアムは使用されず、隣の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」を使用する予定です。
昨年の記事
国道20号 飛田給・白糸台電線共同溝
「味の素スタジアム」や「武蔵野の森総合スポーツプラザ」の前面を通る、甲州街道20では、電線共同溝事業を行っています。
電線類を地中化する工事で、オリンピック・パラリンピックを見据えて事業を行ってきました。今年度は0.63億円の予算が付けられています。
2019年8月26日現在、舗装はインターロッキングブロック舗装に戻り、点状ブロックが新規で設置されました。また、防護柵の下に植栽が追加されています。このブロックは遮熱性平板なんじゃないかなと思います。
スタジアム通り(主要市道33号線)
飛田給駅の北側から味の素スタジアムを結ぶスタジアム通りでは遮熱性舗装や、遮熱性平板の設置が行われてきました。
昨年7月の時点では自転車走行部分を除いて工事が完了している状態でした。
現在は工事は完了しているようです。中央線の区画線が変わっていたり、自転車レーンから矢羽根に変更されているように見えます。設計変更でもあったのでしょうか?
飛田給駅
スタジアムの最寄りとなる飛田給駅ではホームドアの新設、トイレの改修、エレベータの増設などが行われ、3月に使用を開始しました(ホームドアは今のところ2番線のみ)。
このうちトイレは上の写真のようになりました。男子トイレ、女子トイレはアスリートをイメージさせる表示となっています。
まぁちょっと色覚が弱い方には判断しにくいんじゃないかなぁとか、多機能トイレも色々で来たんじゃないかなとか、思わなくもない。けど、面白いです。
写真を撮り忘れましたが、駅となりの踏切拡幅も完了しています。
多磨駅東側 電線共同溝
多磨駅東側の朝日町通りなどでは電線共同溝の設置工事が行われてきました。通常400mで7年かかるとされている電線共同溝工事ですがそれよりも早い施工となりました。
このほか、この道路は市道でありますが、市の負担分を東京都が負担しています。
多磨駅東側 遮熱性舗装
多磨駅東側の市道では遮熱性舗装工事が行われていました。
発注者は公益財団法事東京都都市づくり公社で、日本中央競馬会環境整備事業の一部が充当されていることを示す看板も設置されていました。
撮影日:2019年8月26日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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