昭島3・4・1号昭島中央線 アンダーパス工事中 進捗状況2023.8

昭島市で事業が行われている昭島3・4・1号昭島中央線の進捗状況を見てきました。

JR八高線との交差部分で、アンダーパスの建設工事が行われていました。

事業概要

昭島3・4・1号昭島中央線昭島市東町三丁目から昭島市緑町五丁目に至る延長4,980mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で事業が行われています。

事業延長は約1,010mで、幅員は16mです。JR八高線とは立体交差し、その部分の幅員は約34mです。施行者は昭島市です。

事業区間は昭和通りを境に1期区間2期区間に分けられます。

1期区間大師通りから市道昭島21号昭和通りに至る全長約724mで、1994年9月7日に事業認可されました。このうち、栗の沢北交差点市役所北交差点約263mについては1997年4月に供用が開始されています。

2期区間市道昭島21号昭和通りから都道162号諏訪松中通りに至る全長約550mで、2007年5月25日に事業認可(東京都告示第307号)されました。その後整備が進み、2020年3月30日14時に交通開放されました。既に事業は完了しています。

基本データ

施行者昭島市
延長1期区間約724m
2期区間約550m
幅員16m(代表)
事業施行区間1期区間1994年9月7日~2031年3月31日
2期区間2007年5月25日~2020年3月31日
交通開放栗の沢北交差点~市役所北交差点間1997年4月
昭和通り~諏訪松中通り間2020年3月30日14時
2022年6月30日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2019年度都市計画道路3・4・1号道路整備工事株式会社昭島道路
2019年度都市計画道路3・4・1号電線共同溝整備工事株式会社カトービルドシステム
2020年度都市計画道路3・4・1号車道整備工事 株式会社飯和建設
2021年度都市計画道路3・4・1号道路整備工事株式会社カトービルドシステム
2022年度都市計画道路3・4・1号電線共同溝整備工事株式会社カトービルドシステム
2022年度昭島都市計画道路3・4・1号立体交差部整備工事委託契約
(業務をJRに委託し、JRが別途工事発注=東鉄工業株式会社が受注)
JR東日本八王子支社
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2019年度都市計画道路3・4・1号昭島中央線(第1期)整備事業に関する事業再評価業務委託株式会社ケー・シー・エス 東京支社
2020年度都市計画道路3・4・1号昭島中央線(第2期)整備事業に関する事後評価業務委託 株式会社ケー・シー・エス 東京支社
2022年度都市計画道路3・4・1号詳細設計委託株式会社復建エンジニヤリング 本社
2023年度都市計画道路3・4・1号昭島中央線整備事業に関する整備効果検証業務委託社会システム株式会社
この表の注意事項
データ収集期間:工事2019年度~、委託2019年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年12月15日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①市役所北交差点(地図

現在未完成となっているJR八高線を挟む区間の西側にある市役所北交差点です。

この先でアンダーパスの築造工事が行われています。

工事は、昭島市がJR東日本八王子支社と工事委託契約を結び、JR東日本八王子支社が東鉄工業株式会社に発注する形で行われています。

契約件名は「昭島都市計画道路3・4・1号立体交差部整備工事委託契約」で、昭島市議会2022年第3回定例会で可決されています。

鉄道交差部の工事は、通常、鉄道会社に委託して工事を行います。この場所もそのような形を取っています。アンダーパスの鉄道交差部以外は、市が建設会社に発注する予定です。

工事期間は2028年4月18日までと記載されています。

①JR西側ヤード内(地図

ヤードは仮囲いやBバリで囲われ、現場事務所が設けられていました。

アンダーパスの近接した地点には、自転車歩行者専用の梨木踏切が存在しています。アンダーパス完成後は廃止される計画でしたが、踏切利用者等により廃止反対の声がでていました。工事に先立って行われた説明会で、アンダーパスにはエレベータの昇降施設を設け、アンダーパス完成後の鉄道横断のための移動距離を短縮させる方針が示されました。
ただし、説明会資料を見る限り、踏切廃止や存続は明言されておらず、質疑応答で「市としましては、存続の立場で東日本旅客鉄道株式会社と協議を重ねています。」と回答したとしています。

全国的にもアンダーパス等の鉄道横断施設完成後は周辺の踏切は廃止されるのが一般的です。

 

 

②JR線東側(地図

JR線東側についても、仮囲いがされ、敷鉄板が敷かれていました。

工事に伴い、一部の道路が閉鎖されています。

③昨年暫定開放した区間(地図

2022年に暫定開放された区間は、引き続き暫定開放が続いています。

撮影日:2023年8月13日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 匿名 より:

    昔、このアンダーパス部分に八高線新駅ができるから土地買収してると、いよいよロータリーになるのかと噂があったりしたのですが噂だったんですかね。
    アンダーパス開通が待ち遠しいです。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      新駅については、昭島市の都市計画マスタープランでも「要請する」という形で記載がされています。場所については現段階で特に決まったものはないと思いますが、同プランではこのアンダーパスのやや南側という記載があります。https://www.city.akishima.lg.jp/s094/tokeisinsiryouR2-3-1.pdf

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