昭島市で事業が行われている昭島3・4・1号昭島中央線の進捗状況を見てきました。
2021年度に行われた道路築造工事区間の歩道などが一部暫定開放されていました。ブログコメントより、2月頃に開放されていたようです(情報の鮮度が悪くてすみません)。
事業概要
昭島3・4・1号昭島中央線は昭島市東町三丁目から昭島市緑町五丁目に至る延長4,980mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で事業が行われています。
事業延長は約1,010mで、幅員は16mです。JR八高線とは立体交差し、その部分の幅員は約34mです。施行者は昭島市です。
事業区間は昭和通りを境に1期区間と2期区間に分けられます。
1期区間は大師通りから市道昭島21号昭和通りに至る全長約724mで、1994年9月7日に事業認可されました。このうち、栗の沢北交差点~市役所北交差点の約263mについては1997年4月に供用が開始されています。
2期区間は市道昭島21号昭和通りから都道162号諏訪松中通りに至る全長約550mで、2007年5月25日に事業認可(東京都告示第307号)されました。その後整備が進み、2020年3月30日14時に交通開放されました。既に事業は完了しています。
施行者 | 昭島市 | |
延長 | 1期区間 | 約724m |
2期区間 | 約550m | |
幅員 | 16m(代表) | |
事業施行区間 | 1期区間 | 1994年9月7日~2031年3月31日 |
2期区間 | 2007年5月25日~2020年3月31日 | |
交通開放 | 栗の沢北交差点~市役所北交差点間 | 1997年4月 |
昭和通り~諏訪松中通り間 | 2020年3月30日14時 | |
2022年6月30日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
この先西側区間(写真①~③の区間)は、引き続き道路整備が続けられています。この先の区間では、2021年度に「都市計画道路3・4・1号道路整備工事」が行われ、2022年2月頃間でに工事は終了していた模様です。
2021年度に行われた工事では、北側歩道や、車道の基層までの施工が行われた模様です。
北側歩道については、暫定開放されました。暫定開放のためか、ポストコーンを設置するなどの安全対策が行われています。
車道部については、表層の舗装が施工されず、基層までの施工となっています。工事前からあった道路機能の維持や、沿道への出入りなどを目的としてか、写真③側から一部分のみ車道も乗り入れが可能となっています。乗り入れ部には擦り付けが行われています。
一般的に、車道は幹線道路~幹線道路間が整備されないと交通開放を認めてくれないため、全面的な交通開放はしばらく先になるのではないかなと予想しています。
南側歩道も未整備で、街渠のみ整備されている状況でした。
2021年度の整備区間はここまでです。車道は置きガードレール等によって狭められています。
この先の区間はこれまでとほとんど変わりがありません。
昭島市の年間発注予定によると、今年度は「都市計画道路3・4・1号電線共同溝整備工事」が第2四半期に発注予定となっています。工事場所が上川原町三丁目なので、写真③ではなく、写真④の先の区間かもしれません。
撮影日:2022年6月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0220)
コメント
八高線立体交差部の工事が始まっていました!梨木こ道橋新設工事という工事看板が設置され令和10年4月18日まで、と書いてありました。工事箇所に仮囲いが設置され梨木踏切から昭島駅方面に向かう道路は通行止めになっていました。仮囲いの中は資材と重機が搬入され少し土がいじられている感じでした。
情報ありがとうございます。
JR直下部のアンダーパス施工について、昭島市がJR東日本八王子支社に委託して施工しているもので、契約は2022年9月定例会に諮られていました。