昭島市で事業が行われている昭島3・2・3号国営公園南線の進捗状況を見てきました。
事業概要
昭島3・2・3号国営公園南線は昭島市郷地町字南武蔵野から昭島市中神町字東新畑に至る延長1,800mの都市計画道路です。このうち、上記で示した約430mの区間では道路を新設する事業を行っています。
施行者は東京都で、事業認可は2013年12月5日です。計画幅員は30mで、そのうち車道18m(4車線)、自転車道及び歩道6mが両側に設置される計画となっています。
施行者 | 東京都 |
事業延長 | 約430m |
幅員 | 30m |
車線数 | 4 |
事業施行期間 | 2013年12月5日~2027年3月31日 |
2020年10月21日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
写真正面の丁字路から先が事業区間となります。
この手前側では、2013年1月に事業認可を受け、UR都市機構が立川基地跡地昭島地区土地区画整理事業を行い、2018年12月に換地処分公告を行いました。
土地区画整理事業地内の道路については2017年4月10日に交通開放されています。
今回取り上げる都市計画道路は、この土地区画整理事業地と東中神駅方面とのアクセス路となります。
こちらが立川基地跡地昭島地区土地区画整理事業が行われた区域で、2017年に交通開放された道路です。
4車線の道路で開放されていますが、交通量は多くはありません。
こちらも幅員30mの道路で、このような道路ができると思えばいいと思います。
事業区間の東端には都営中神第二アパートがあり、道路予定地はあらかじめ広場等として土地が開けられています。
都営中神第二アパートの西側には戸建て住宅などがあり、まだ用地取得が終わっていない箇所が点在しているようです。
この付近は都営中神アパートがあった区域です。道路区域にかかっていた21号棟を含め、老朽化していた周辺の棟も解体されています。
右に見切れている建物が都営中神第三アパートです。
道路はここで右に半径200mのカーブを描きます。
正面のところも都営住宅が建っていたようですが、割と早い時期に取り壊されていたようですね。写真左側の道路予定地外にも2棟ほど都営住宅がありましたが、2017年頃に解体されているようです。
多摩大橋通りと交わって事業区間西端となります。写真は東向きです。
全体的には、都営住宅などの公共用地が多く、あと数年で工事に取り掛かれそうだなという印象を受けました。事業期間は現在のところ2027年3月までとなっていますので、それくらいまで掛かることを見込んでいるのでしょう。
余談ですが、ここで交わっている多摩大橋通りは、2008年頃までJR青梅線との立体交差「中神立体」が完成してなくて、妙に狭い道をナビに案内された記憶があります。ストリートビューができる前ですし、今となっては思い出したくても思い出せない景色です。
撮影日:2020年9月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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