個別に記事にするほどではないようなちょっとした町の変化をここでまとめます。
世田谷町田線(片平) 一歩前進
コメントでも状況報告をいただいておりましたが、柿生駅~新百合ヶ丘駅付近で事業中の川崎3・4・4号世田谷町田線、通称津久井道で写真のように一歩前進がありました。
世田谷町田線(片平工区)は2001年(平成13年)の事業認可から17年近く経ってもまだ完成していません。
ちなみに、世田谷町田線は2018年(平成30年)2月22日付で一部都市計画変更されています。(川崎市告示第81号)
これは、「当初の都市計画に基づき、都市計画道路を整備した場合、接続している市道上麻生361号線が急勾配となり、通行に支障をきたすことから、市道上麻生361号線の機能確保のため、都市計画線を小田急線側(南東側)に約6m変更するとともに車線数を全線において定めるもの(理由書引用)」です。
これは以前の記事でも触れているのですが、当初市道上麻生361号線を一部廃止し、町田市に接続する代替の道路を造る計画もありましたが、2015年に町田市側住民に反対され、代替案を検討していたものです。
この都市計画変更では、同時に、今まで決定されていなかった車線数を決定(4車線)し、沿道一部の地名を新しいものに更新しています。また、これに合わせ川崎3・5・14号線の終点部を約10m短縮する都市計画変更(告示第82号)と、線形変更に伴う用途地域の変更(告示第83号)、高度地区の変更(告示第84号)、準防火地域の変更(告示第85号)も行われました。
この変更により、上麻生交差点付近も事業化するかもしれませんね。特に上麻生交差点は右折レーンがなく渋滞の原因でもありますし。
五日市街道 横田基地引込線の踏切を信号機化か?
五日市街道と横田基地への引込線が交わる踏切に信号機が設置されていました。
横田基地への引込線は拝島駅から米軍横田基地に伸びる単線・非電化の貨物線で、週に数回、燃料輸送のため使われています。
五日市街道との交差部には当然ながら踏切があり、一時停止をする義務があるため、しばし渋滞の原因となっていました。踏切が閉まるのは週に数回なのに。
今回、この部分に信号機が設置されたことで、踏切が信号機制御になる可能性があります。信号機がどのような動作をするのかわかりませんが、仮に青信号現示だと一時停止の必要がなくなるかもしれません。
ちなみにこの部分の五日市街道は4車線化にむけて、2017年(平成29年)11月30日付で都市計画変更されています(東京都告示第1750号)。この踏切については4車線化後も残される計画で、その時には信号機化することが言われていました。今回、事業化を待たずしての信号機設置ということになりそうです。
小田良上平尾トンネル 掘削進む
稲城市で行われている稲城上平尾土地区画整理事業(組合施行)と稲城小田良土地区画整理事業(組合施行)の境界で工事が行われている(仮称)小田良上平尾トンネル(稲城市施行)が進んでいます。
このトンネルは両区画整理を結ぶもので、まだ正式な名前は付けられていません。
隣接する上平尾トンネルと同様に開削により工事が行われ、現在このように土留めをするなど大きな土木構造物が姿を見せています。
109 MACHIDA 名称変更
町田駅前にあった「109 MACHIDA」が2018年4月1日から名称を変更し「レミィ町田」となりました。
3月下旬某日、様子を見に行ってみると、看板の取り外し作業が行われていました。その後どうなったのかは見に行っていません。
ちなみに・・・
この建物は、1997年(平成9年)12月24日に認可された原町田六丁目地区市街地再開発組合によって施行された「原町田六丁目地区市街地再開発事業」によって隣接都市計画道路と一緒に整備されたもので、地下2階、地上8階建て(高さ43m)です。
総事業費は約112億円。2000年(平成12年)7月に建物の建設に着手し、2002年(平成14年)7月10日に建物が竣工、組合は2003年(平成15年)3月31日に解散が認可されています。
「109 MACHIDA」としては2002年(平成14年)7月20日にオープンし、16年近く営業してきました。
6,7階には公益施設として公民館や生涯学習センターがあり、「高校生が109に自習に行く」なんて話も聞きました。買い物じゃないのかよ的な。
町田が「西の渋谷」なんて言われる理由の1つだったのかもしれません。「町田にマルキューあるし」なんてえばれなくなるな(笑)(「西の渋谷」ってWikipediaに書かれたりしてますがそんなの聞いたことない…テレビで言っているのもWikipediaに書いてあるからなんじゃないのと思ったり)
多摩東公園交差点 一部レーン改良
多摩東公園交差点の若葉台側のレーンが変更されていました。
これまで「←↑・→」だったレーンが「←・↑→」に変更されています。交差点が広いため、右折車の待機場所は交差点内にとりあえず確保されているので、数台程度右折待ちでも直進車両はすり抜けられそうです。
この交差点は土日を中心に渋滞が発生しています。南多摩尾根幹線の整備では、道路構造令で立体交差すべき条件に当てはまらないことから、平面交差で整備される方針です。これに対し稲城市長は立体交差での整備を意見したり、都知事との対談でもこれについて触れていました。私も立体交差すべきだと思っている。
東京都では交差点の改良も実施する方針で、これが最初の改良といえそうです。
この交差点、尾根幹線を横断する側の青信号が短く、自転車で渡っていても途中で点滅するほどです。これをまず改良して欲しいかな。青の時間を延ばしたら尾根幹線の待ち時間が伸びたり、難しいところなのでしょうね。
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