各地で工事が進められているリニア中央新幹線ですが、そのうち片平/能ヶ谷非常口付近で関連工事が始まったようです。
東京近郊では大深度地下を用いて、トンネルによって建設される予定で、おおむね5km間隔で非常口が設置される予定です。
JR東海のHPによると、11月17日現在、片平/能ヶ谷非常口は品川~橋本間で唯一工事の契約がされていない非常口となっています。
そんな片平/能ヶ谷非常口付近では建物(民家)の解体工事が始まっていました。
掲示されていた貼り紙によると、事業者は東海旅客鉄道株式会社中央新幹線建設部となっていて、施工業者はジェイアール東海建設株式会社となっています。
リニア中央新幹線関連の工事であることは確実でしょう。
位置的にはこのような場所です。
非常口自体は、都県境付近の日本政策投資銀行鶴川総合グラウンド跡地に建設予定となっていますが、建設のためのアクセス路がないことから、県道137号上麻生連光寺線(尻手黒川線)137から建設する方針が環境アセスメント等で示されています。
今回の解体箇所はそのアクセス路のためと考えられます。
アクセス路については環境アセスメントでは川崎田園都市病院裏手を通るルートが概念図として示されていましたが、市議会資料では川崎フロンターレグラウンドからのアクセスも検討されているようです。
結局どのルートにするのか、ネットで調べても出て来ません。
ちなみに請願は全会一致で趣旨採択。
撮影日:2019年11月17日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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