笹塚駅~仙川駅間で行われている京王線連続立体交差事業(高架化)ですが、代田橋駅北側で工事が行われていた付替道路の工事が終わり、開放されていました。
今回開放されていた区間は図で示した環七通り~玉川上水に至る区間です。
この区間では、高架化工事に伴い、一度線路を北側に移設し、南側に生まれたスペースを用いて高架を構築します。このことから、もともと線路沿いにあった道路も北側へ移設する必要がありました。
道路の工事は2020年8月31日から、世田谷区土木部工事第一課が発注し、株式会社新緑産業が施工していました。(件名は地先道路築造工事(付替道路A)【大原二丁目24番先】)
完成した道路は幅4m程度で相互通行で、従前の道路とほとんど変わっていません。
この部分にはもともと京王のビル「京王代田橋ビル」がありましたが、2019年頃までに解体されました。現在は残った跡地を整備中で、現場の掲示物などによると、今後は資機材置場として使用するとのことです。
もともと道路があった左側のスペースは仮囲いがされ、今後高架化の工事で使われていくものと思われます。
現場の掲示物によると、道路の切り替えは2月12日とのことです。
なお、西側の区間では玉川上水付近で工事中のため、まだ切り替えされていませんでした。もしかすると一時的な切替え解除だったのかもしれません。
笹塚駅~代田橋駅間では高架化本体の工事も進んでいます。
道路を付替えたとはいえ、かなり狭い工事ヤードになりそうです。
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撮影日:2021年2月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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