6月1日9時に一部が新規開園した都立高井戸公園を見て来ました。
高井戸公園は1957年に都市計画決定された都市計画公園です。(1942年に防空緑地として決定していて、それを概ね引き継いで決定している)
都市計画決定以降、公園としては整備されず、NHK、王子製紙、国立印刷局のグラウンドがあったほか、一部は住宅地として開発されました。
2011年12月に改訂された「都市計画公園・緑地の整備方針」では、一部が新規事業化区域に選定され、今回その一部が開園しました。
現在、都市計画公園・緑地の整備方針の改定作業を行っており、優先整備区域が追加される案が示されています。
現在は北東側の一部区域が開園しています。これだけでも、杉並区としてはかなりのまとまった面積があります。左側は開園が近いのかマスキングがされています。
なお、公益財団法人東京都公園協会が2023年3月31日まで指定管理者に指定されています。
京王井の頭線富士見ヶ丘駅に近い側に「富士見丘口」という出入口が設置されています。左の看板にもあるように、「広域避難場所」に指定されています。
園内には「高井戸公園利用ルール」が掲示されているほか、コロナ対策についても掲示がありました。
神田川にむかって斜面になっていて、富士見丘口から入るとなだらかな上り坂になっています。
右側は神田川と公園の緑をネットワークする修景樹林エリアとして計画されたようです。
さらに進んでいくと芝生の広場があります。子供が多かったので近くでの撮影はやめました。
別の場所から見るとこんな感じ。かなり広い広場です。これでも一部開園です。
今回の都立高井戸公園の開園に伴い、杉並区が開設していた「遊び場110番」は閉鎖されました。
ここは放射第5号線建設時には資材置き場としても利用されていましたが、こちらはまだ未整備。将来的にラグビーができるグラウンドなどを整備する計画もあるようで、今後の整備に期待します。
都立高井戸公園新規開園(一部)|公園へ行こう!
撮影日:2020年6月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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