拡張工事が完了し、3月16日に拡張開園した町田市立芹ヶ谷公園を見て来ました。
芹ヶ谷公園は町田駅の北側に位置し、市立小中学校の作品展が園内の市立国際版画美術館で開かれるなど、市民にとってはなじみの深い公園かと思います。
今回開園したのは公園の北側で、かつて都営住宅などがあった区域です。
2018年(平成30年)9月26日には都市計画法に基づく都市計画公園事業が認可され、工事が行われてきました。
工事は1期工事、2期工事に分けて行われ、今回2期工事が終了し開園したという状況です。
工事前の都営住宅があった名残がわかる写真も撮っていた気がするんですが見つかりませんでした。
「芹ヶ谷」というだけあって、公園の既開園部分は谷間にあり、今回開園した部分は谷を上がった部分(山)にあります。
こうした起伏のある園地を活かして、大型滑り台が設置されました。結構急です。
公園は防災面にも配慮されていて、「かまどベンチ」や「防災パーゴラ」、「マンホールトイレ」なども整備されています。
園内の樹木などは大部分がそのまま存置されています。
また今回拡張された部分にはネット付きの芹ヶ谷公園グラウンド(運動広場)が整備されています。
拡張区域南側には芝生の広場も整備されていますが、将来的には駐車場として整備するようです。
こういう看板をあらかじめ立てておかないと面倒なことになるんでしょうね。
拡張区域の北側(町田二中側)も広場として整備されています。
この付近には将来、多摩モノレール延伸のための道路等が計画されていて、それを見込んだ公園設計となっているようです。いまのところモノレールに関して決定したものはありませんが。
芹ヶ谷公園の国際版画美術館の隣には、市立国際工芸美術館(仮称)の建設が計画されています。昨年一般公開を終了した本町田の市立博物館など色々絡んで計画されているものですが、うーん……
撮影日:2020年6月9日、2019年1月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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