シェアサイクル乗継ぎの旅[6,7日目] 藤枝→浜松→蒲郡

シェアサイクル乗継ぎの旅

久々に更新ですが、1月に行った旅です。前回までに静岡県の藤枝駅まで到着。さらに西を目指します。

旅の概要とルールは1日目記事を参照のこと。

さて、前回は清水→藤枝と、道のりで35kmほどと短区間に留めていました。

というのも藤枝から次のステーションがあるのは愛知県の蒲郡この間約120kmステーションが存在しないのです。

HELLO CYCLINGのママチャリは電動付自転車ですが、これまでの経験や日頃の経験から、充電は30~40kmほどしか持たないため、どんなに温存しても120kmはかなりキツイ行程なのは言うまでもありません。

※実施当時のステーション設置状況です。現在は、新居町(湖西市)や豊橋に設置されており、空白区間は80km弱に短縮されています。

仮に充電が持ったとしても、自転車で120kmは運動を疎かにしている人にとっては大変なので、連続2日を確保してこの行程に臨みました。

藤枝駅北口(静岡銀行前)

てなわけで新幹線等を乗り継いで、朝8時半ごろ藤枝駅前からスタート

なるべく充電が残っていていい自転車を吟味して乗車です。

島田市に入る

さて、今回の行程は、基本的には東海道に沿って西へ西へと進みます。

藤枝からはすでに県道に降格した旧国道1号に沿って島田市方面へ。

この区間は海沿いを辿ると、御前崎を大きく迂回することになってしまいます。

なるべく充電を温存するため、平らな区間は充電を切って進みます。いわずもがな、結構重くなります。

マクドナルド 島田中河町店

忘れていました朝食です。

国道1号や旧国道1号沿いって結構マクドナルド多いんですよね。それも適度な間隔であるので、コーヒー休憩によく利用させていただきました。

金谷

大井川を渡り、金谷の町並みに進みます。さて、今回の区間で最大の難関がやってきました。牧ノ原台地です。

牧ノ原台地を抜ける考えられるルートは主に2つ。東海道に近いルートと、東海道本線に近いルートです。

東海道に近いルートは現在の国道1号バイパス(自動車専用)も通っていて、自動車で走ったときに急坂の連続だった印象が強く残っていました。

一方の菊川を通る東海道本線に近いルートは鉄道以外で通ったことがなかったものの、明治期に鉄道が通るくらいだから勾配が緩やかなのだろう……と判断し、東海道本線に近いルートで行くことにしました。

ただ、東海道本線は牧ノ原台地をトンネルで貫通してますし、後々調べたところ、この2つのルートでは勾配や上り坂の距離はさほど変わりはなく、距離としては東海道に近いルートの方が数キロ短いようです。

てなわけで、金谷の町を抜けると、一気に登坂になります。

自転車に乗りながら登るのが困難なほどの勾配でした。

坂を上りきると一面の茶畑

自然と「夏も近づく八十八夜」と口ずさんでしまいます。当時1月6日ですけど。

茶畑がある区間はごく短区間。そこから菊川の市街に向かってダラダラと下り坂が続きます。

菊川を抜け掛川へ

菊川を抜け掛川へ。

掛川を抜け袋井へ。

この時点で午後1時半。

予定で一応2日をとっていたものの、どこで泊るか決めていなかったため、ここで浜松に泊まることを決定。ホテルを予約です。

掛川から浜松の間は、あまり勾配がないのかと思いきや、小さな勾配が連続します。途中で横切る、宇刈川・太田川・今之浦川・天竜川といった川を底にし、それを横切っているので当然です。

日本橋から250㎞

天竜川を渡る片側4車線の巨大な橋の上で250キロポスト浜松市に入ります。

さらに走ること7キロほど。浜松駅前に到着です。午後3時20分。

駐輪場ありって来たらこんなフリーな状態でちょっとびっくり。

この時点で充電残量は40%。不安を残してホテルへ。

いひひひ

浜松に来たらうなぎ弁当って決めてるのさ。

東横イン浜松駅北口からおはようございます。

引き続き自転車に乗ってスタートします。

あれ。自転車。

昨日うなぎを食べながら考えました。「充電残量40%では蒲郡まではいけない。」
利用規約を確認の上、夜のうちに車を借り、乗ってきた自転車を返し、充電100%の自転車を浜松まで回送してきたのでした。

マクドナルド 浜松高塚町店

東横インで朝食をいただいたもののさっそくマクドナルドで休憩。コーヒーが体にしみます。

さて、浜松を出ると強い向かい風(西風)が吹き付けます。この風、「遠州のからっ風」と呼ばれるほど有名な風らしく、冷たく乾いた風が体力を奪うだけでなく、向かい風で自転車が全然進みません。ジョギングと同じくらいしか速度が出ません。地形的にはほぼ平坦ですが、電動アシストなしではかなりキツイ区間でした。

のちのち聞いたところ、自転車愛好家にもこの風は嫌われているらしく、冬場ここを西進するのを避けるくらいなのだとか・・・

潮見坂

浜名湖を渡り、潮見坂をぐっと上ります。距離としては短いものの急坂でした。

歌川広重の浮世絵でも書かれている場所で、ここから先太平洋の外洋を望める場所は最後になります。

10時50分、愛知県に突入。変なところに県境があるなという印象を受けました。

豊橋を抜け、豊川を横断し・・・

蒲郡市へ。午後1時です。

ゴリゴリ減る充電残量と、2日連続自転車でパンパンになる脚。

疲労が襲ってきました。

鉄道唱歌で「海の眺めは蒲郡」と言われるほど、三河湾の眺めは納得がいきました。

充電残量ギリギリで蒲郡到着

蒲郡は中京圏の鎌倉的立ち位置らしく、水族館など賑わいを見せていました。

6,7日目の利用履歴
  • 8:36~
    藤枝駅北口(静岡銀行前)~(回送)

    HELLO CYCLING E2776号車 1210円

  • ~13:59
    (回送)~蒲郡クラシックホテル 下駐車場

    HELLO CYCLING D4397号車 2000円

シェアサイクル乗継ぎの旅[6,7日目] 藤枝→浜松→蒲郡
シェアサイクル乗継ぎの旅[5日目] 清水→藤枝
シェアサイクル乗継ぎの旅[4日目] 沼津→清水
シェアサイクル乗継ぎの旅[3日目] 小田原→沼津
シェアサイクル乗継ぎの旅[2日目] 藤沢→小田原
シェアサイクル乗継ぎの旅[1日目] 日本橋からスタート

撮影日:2024年1月6日、7日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました