シェアサイクル乗継ぎの旅
久々に更新ですが、1月に行った旅です。前回までに静岡県の藤枝駅まで到着。さらに西を目指します。
旅の概要とルールは1日目記事を参照のこと。
前回
さて、前回は清水→藤枝と、道のりで35kmほどと短区間に留めていました。
というのも藤枝から次のステーションがあるのは愛知県の蒲郡。この間約120kmステーションが存在しないのです。
HELLO CYCLINGのママチャリは電動付自転車ですが、これまでの経験や日頃の経験から、充電は30~40kmほどしか持たないため、どんなに温存しても120kmはかなりキツイ行程なのは言うまでもありません。
※実施当時のステーション設置状況です。現在は、新居町(湖西市)や豊橋に設置されており、空白区間は80km弱に短縮されています。
仮に充電が持ったとしても、自転車で120kmは運動を疎かにしている人にとっては大変なので、連続2日を確保してこの行程に臨みました。
この区間は海沿いを辿ると、御前崎を大きく迂回することになってしまいます。
なるべく充電を温存するため、平らな区間は充電を切って進みます。いわずもがな、結構重くなります。
牧ノ原台地を抜ける考えられるルートは主に2つ。東海道に近いルートと、東海道本線に近いルートです。
東海道に近いルートは現在の国道1号バイパス(自動車専用)も通っていて、自動車で走ったときに急坂の連続だった印象が強く残っていました。
一方の菊川を通る東海道本線に近いルートは鉄道以外で通ったことがなかったものの、明治期に鉄道が通るくらいだから勾配が緩やかなのだろう……と判断し、東海道本線に近いルートで行くことにしました。
ただ、東海道本線は牧ノ原台地をトンネルで貫通してますし、後々調べたところ、この2つのルートでは勾配や上り坂の距離はさほど変わりはなく、距離としては東海道に近いルートの方が数キロ短いようです。
坂を上りきると一面の茶畑。
自然と「夏も近づく八十八夜」と口ずさんでしまいます。当時1月6日ですけど。
茶畑がある区間はごく短区間。そこから菊川の市街に向かってダラダラと下り坂が続きます。
掛川から浜松の間は、あまり勾配がないのかと思いきや、小さな勾配が連続します。途中で横切る、宇刈川・太田川・今之浦川・天竜川といった川を底にし、それを横切っているので当然です。
昨日うなぎを食べながら考えました。「充電残量40%では蒲郡まではいけない。」
利用規約を確認の上、夜のうちに車を借り、乗ってきた自転車を返し、充電100%の自転車を浜松まで回送してきたのでした。
さて、浜松を出ると強い向かい風(西風)が吹き付けます。この風、「遠州のからっ風」と呼ばれるほど有名な風らしく、冷たく乾いた風が体力を奪うだけでなく、向かい風で自転車が全然進みません。ジョギングと同じくらいしか速度が出ません。地形的にはほぼ平坦ですが、電動アシストなしではかなりキツイ区間でした。
のちのち聞いたところ、自転車愛好家にもこの風は嫌われているらしく、冬場ここを西進するのを避けるくらいなのだとか・・・
10時50分、愛知県に突入。変なところに県境があるなという印象を受けました。
蒲郡市へ。午後1時です。
充電残量ギリギリで蒲郡到着。
蒲郡は中京圏の鎌倉的立ち位置らしく、水族館など賑わいを見せていました。
- 8:36~藤枝駅北口(静岡銀行前)~(回送)
HELLO CYCLING E2776号車 1210円
- ~13:59(回送)~蒲郡クラシックホテル 下駐車場
HELLO CYCLING D4397号車 2000円
撮影日:2024年1月6日、7日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
都市の規模を考えると浜松市にステーションが無いのは意外ですね。
浜名湖周辺でレンタサイクルはやっているようです。
シェアサイクルに限らず、地方自治体は近隣自治体に影響されやすく、都内も隣で実施したからうちもみたいに広がっていった印象があります(北多摩地域西部線沿線は遅かった)。
三河周辺もここのところ安城、岡崎、豊橋、湖西、と徐々にシェアサイクルが広がりつつあるので、そのうち導入の話が上がってくるかもしれません。
面白そうな企画ですね。
youtubeでやれば再生回数稼げそうですね。
テレ東などでもやりそうな気がします。
浜松あたりにステーション出来るといいですね
どこかのYouTuberが既にやっていそうな気はしますね。
テレ東の路線バス乗り継ぎ旅の枠とかで少し手を加えて企画化しそうな気はします。