[三遠南信道の旅②] 天龍峡~程野~兵越峠

続きです。

この記事内の画像については、一部を除き車載カメラで動画で撮影したものを、静止画で切り抜いたものです。

三遠南信道(天龍峡~飯田上久堅・喬木富田)

天龍峡IC

天龍峡PAを出て、天龍峡ICから三遠南信自動車道E69474へ。

無料の自動車道のため、料金所はありません。

千代IC~龍江IC間

三遠南信自動車道は基本的には2車線で、この区間はこれで完成形のため、中央分離帯はがっしりとしたガードレールやコンクリート壁で仕切られています。

交通量はかなり少なく、私が走っているときは、前後に車を見かけませんでした。(追いつくことも・追いつかれることもなく)

一点気になったのは、この区間の舗装は、橋梁部分を除いてコンクリート舗装であること。一般的にコンクリート舗装は耐久に優れています。南信州新聞の記事によると、やはり修繕等の今後のメンテナンスを考慮してこうしたようです。

国土交通省飯田国道事務所のTwitterに施工動画があったので貼っておきます。

飯田上久堅・喬木富田IC

天龍峡ICから6分ほどで、現在の終点である飯田上久堅・喬木富田ICに到着。この先は現在も工事中です。

ところで、このインターは日本で一番長い名前です。まぁ、前半部分だけでいいんじゃないかって思わなくもないですけど。

現道・三遠南信道(喬木~程野)

飯田上久堅・喬木富田IC~喬木IC間の現道

飯田上久堅・喬木富田IC喬木IC間の現道は、国道・村道などを経由していきます。

一部狭い箇所もありましたが、すれ違いに困るほどではありませんでした。

なお、飯田上久堅・喬木富田IC程野IC間の国道256号256の現道(小川路峠)は、車両通行不能です。

喬木IC直下

喬木ICへ到着。直下にトイレがあるものの、そのほかほぼ何もありません。秘境です。

飯田上久堅・喬木富田IC喬木IC間は工事中。

矢筈トンネル

喬木ICから三遠南信自動車道に乗ると、すぐに矢筈トンネルに進入。1994年に供用開始されたトンネルです。

このトンネルが開通するまでは、ほぼ並行する県道251号251赤石トンネルを通過する必要があったそうです。県道はすれ違い困難な区間が連続する悪路で、現在は法面工事に伴い通行止めになっています。

矢筈トンネル

矢筈トンネルは対面通行の2車線。湿気が凄く、びしゃびしゃでした。

程野IC(仮出入口)

矢筈トンネルを抜けるとカーブを描いてそのまま一般道に降ろされます。ここが程野ICの仮出入口です。ここからもう少し南側に程野ICができる計画はあるものの、現在はここが終点ということになっています。

程野IC(仮称)までの未成区間

本設の程野IC(仮称)までの区間には、いくつかの橋脚が残されています。いわゆる未成道です。

程野以南に伸ばさないのであれば、現在の仮出入口を本設にしていいんじゃないかと思います。

 

現道(程野~遠山郷~兵越峠)

国道152号現道

程野~遠山郷~青崩峠間は、国道152号現道を活用する区間となっていて、いまのところ自動車道を建設する事業は行われていません。

この区間は現道改良済みで、基本的にはこのような2車線の道路が続いており、線形も改良されているほか、信号機もほぼないため、走るには苦は全くありませんでした。

道の駅 遠山郷

走り続けるとあっという間に、道の駅 遠山郷に到着。多くのライダーが集結していましたね。

温泉も併設されているのですが、閉館中でした。

ここから小嵐バイパス

さて、いよいよ兵越峠(青崩峠)区間です。

遠山郷を抜けてもしばらくは2車線で広い道路が続きます。

この写真の付近から小嵐こおろしバイパスの事業区間で、暫くは完成済み区間となっています。

工事用信号機

などと油断していたら、突如現れる工事用信号機。

青信号になっても焦らずゆっくり進みましょう。

小嵐バイパス工事区間

工事用信号機区間を抜けたら急に道が狭くなりました。この先の草木トンネルまでこの調子の道路が続きます。

ここでは現道を拡幅する事業が県事業として施行中で、写真右側では盛土が進められていました。この盛土は青崩峠のトンネル工事で発生した土砂も使用しているとのこと。

国道152号分岐点

国道152号となるのはここまで。

上の図を見ていただくとわかりやすいですが、国道152号は青崩峠の区間が指定されています。青崩峠には自動車が通行できる現道はありません。
その隣に県道・市道で抜けられる兵越峠(ヒョー越峠)があり、これが実質的な迂回路となっています。GoogleMapsでもどういうわけか国道色で塗られていますね。

三遠南信自動車道は、青崩峠の直下をトンネルで突き抜ける計画で、現在工事が進められています。かつては兵越峠の下を抜ける計画でしたが、色々あってルート変更されたのですが、それは次回の記事で。

兵越峠の長野県側

兵越峠の長野県側は悪路。ガードレールが無い区間も多く、踏み外せば数百メートル下まで落下することでしょう。

幸い、峠頂上までですれ違った自動車は3台ほどでしたが、前からヴェルファイアが来たときには焦りました。

兵越峠

走ること20分くらい?で兵越峠に到着。ここから静岡県浜松市です。

この峠では年1回「峠の国盗り綱引き合戦」が行われています。信州軍と遠州軍で綱引きを行い、勝てば領土を1m広げられるというもので、ときどき全国ニュースでも取り上げられていますね。

写真の右側にその境界を示す立て札があります。(実際に行政境界が変わることはないそうです)

ここから先はまたこんど。

コメント

  1. 寝ぼけ熊 より:

    いつも興味深く記事を拝読させて頂いております。三遠南信道路建設かなり進んでいますね!
    152号が国道であるにも関わらず大鹿村以南に通行不能の区間が有るので、兵越峠が思ったよりも整備された道で意外でした。
    青崩峠は中央構造線断層沿いで昔から有名な難所ですが、断層を挟む東西で地質が全く異なり特に東側の三波川変成岩が弱いようです。青色の三波川変成岩が破砕帯で崩れて青崩と言うのではないかと思います。建設中のトンネルの長野県側は構造線西側の固結した断層岩(マイロナイト)を抜いているようです。西側の山部を形成する花崗岩は比較的良い岩盤ですが、峠道は山の低い鞍部を通るので断層沿いは避けられませんね。

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      結構工事進んでいましたね。
      兵越峠区間は少々気を引き締めて走りヒヤヒヤはしたものの、意外とあっという間に抜けられてしまいましたね。特に浜松市側は走りやすかったです。
      現在は開通見通しが公表されていない区間もありますが、10年程度もすれば開通区間も増えると同時に、大方の開通見通しも出るんじゃないかなと思います。

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