船で多摩川を渡りたい!二子の渡しで対岸へ

私の小さな願い事がありまして・・・

船で多摩川を渡りたい!

これだけです。

昭和以前までは、多摩川には多くの渡し舟がありました。しかし、橋ができたことなどにより次々と廃止され、1973年に稲田堤近くの「菅の渡し」の廃止を最後に消滅しました。※稲田堤には競輪開催日のみ運航する「競輪場の渡し」が数年前まで存在した模様。東急ゴルフパークたまがわにも会員専用の渡し舟が2015年3月まであったようです。

登戸のあたりで貸しボートがあるけども、船で多摩川を渡るのは今は困難。たまにイベントで1日復活をしているのは知っていたものの、ことごとく日程が合いませんでした。このたびようやく日程が合って願いが叶いました。

11月3日、二子玉川近くの河川敷で「二子の渡し」が1日復活、『第8回「二子の渡し」体験』が開催されました。

川崎市高津区役所地域振興課が主催し、川崎河川漁業組合高津地区・NPO法人砧・多摩川遊び村などが協力して行われたイベントです。だれでも無料で乗船できました。

当日は川崎側と世田谷側の両方で乗船受付が行われました。このイベントが川崎市高津区主催とのことなのでとりあえず川崎側の受付場所である二子神社に行きました。

もう少し人がいるかなと思ったのですが意外と少なかったですね。

神社境内ではアユの塩焼きを無料で配布していたり、川の生き物の観察、紙芝居などが開かれていました。アユ美味しかったですよ。

人数が集まったら随時、川へ移動。堤防を越えて高水敷を歩いていくと乗船場所が見えてきました。

安善のため全員ライフジャケットを着用します。小学3年生以下は大人の同伴が必要でした。

向こうには二子玉川駅と街並みが見えます。こんなところで船で川を渡るなんていいですね。

渡し舟は2艘で行ったり来たり。世田谷側からも乗船できました。

船は定員4名。無料。

「二子の渡し」が現役だったころは1艘に牛車8台程度の大きさで、片道一人2銭、自転車5銭(当時かけそばが1杯4~9銭)だったようです。

いよいよ私も乗船。船頭1人がモーターを使って動かします。

「二子の渡し」が現役だったころは両岸にロープを渡し滑車を付けて手繰りながら渡したんだとか。

1,2分で対岸に到着。

ちなみに多摩川の水深は1m程度だとか。

何ともいい景色です。

今年は手漕ぎのEボートもありました。これは川崎側で乗って川崎側で降りる専用。

もともとの渡し場へ

もともとの「二子の渡し」はもう少し下流側にあったようです。

二子橋の少し下流がその場所。古い地形図にも記載があります。再開発して痕跡は薄くなっていますが、二子玉川駅のロータリーは旧街道のあった場所のようです。

こんな石碑も立っていました。

現在の多摩川の少し陸側には旧堤防が残っていて、一部分切れ込み(陸閘)がいくつかあります。

写真の切れ込みは玉川西陸閘といいます。

二子玉川駅周辺は再開発されて景色が一変しましたが、こういうのが残り、洪水に備えたり川を渡ったりと川と接してきた歴史が見えるのは面白いものです。

大山街道

川崎市側(右岸)の旧街道。二子橋から続く道で、現在は新二子橋や東京横浜バイパス(現在の国道)の開通などによって国道から外れています。

現在の国道(バイパス)の開通自体そんなに古くはないのですが、この旧街道もどこか趣きが感じられます。旧街道探索好きなんですよね。

二子玉川周辺は鉄道の廃線があったり、昔は滑走路があったりと、いろいろ探索したい場所があります。遠いからなかなか来られないけども。

撮影日:2018年11月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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