登戸駅・向ヶ丘遊園駅周辺で行われている登戸土地区画整理事業の進捗状況を見て来ました。今年2月以来の訪問ですが、2月のものはブログにしていませんので、前回の記事は昨年11月のものになります。
登戸土地区画整理事業は川崎市多摩区で事業が行われている土地区画整理事業です。周辺には南武線・小田急小田原線の登戸駅や向ヶ丘遊園駅があります。
施行者は川崎市、1988年3月に都市計画決定、1988年9月に事業計画決定を行い、現在も事業が続けられています。
施行者 | 川崎市 |
施工面積 | 約37.2ha |
事業施行期間 | 1988年9月16日~2026年3月31日 |
2020年9月17日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
登戸土地区画整理事業は1988年から川崎市が行っているもので、現在の事業期間は2025年度(令和7年度)までとなっています。
西側(津久井道側)から整備が進んでおり、現在は登戸駅の西側で集団移転を伴う事業が進められています。なお、事業は当初予定より長期化していて、現在の仮換地指定面積は全体の87.1%(2019年4月1日時点)となっています。
撮影位置はこの通りです。今回は移転が進んでいる登戸駅西側の状況を集中して見て来ました。
この辺りは小さな建物が密集している地域でしたが、移転が進んでいました。
この道路は土地区画整理事業によってやや右側(線路の反対側)に移動する予定で、既に側溝などが造られつつあります。
こちらは既に完成した区間です。昨年11月の段階では歩道の整備はされていませんでしたが完成しています。
これら整備によって小田急線の複々線化の用地が確保されたほか、整理が終了した左側では新たな建物の建設が進んでいました。
移転が進んだ区域では少しずつ建物の建設も進んでいます。
かつて小田急線沿いにあった登戸駅前郵便局が移転し、正面奥に開業しています(2019年6月3日開業)。
この付近でも集団移転が行われています。
7月1日より一部道路が廃止(上図参照)されました。今後ほぼ同じ位置に道路ができる予定で、1年半ほど通れない状態が続く見込みです。
昨年11月の段階ではまだ道路築造工事中だった部分ですが供用開始されていました。
この道路は将来的に小田急線を越えて、小田急線の東側と繋がる予定ですが、現在のところ線路直下部分の建設はされていません。
写真左側が移転によって更地になっていることがわかります。
この付近は都市計画道路「登戸2号線」と交差する十字路になる予定です。
登戸2号線は現在数十メートルだけ完成していますが、まだ供用されていません。将来的には向ヶ丘遊園駅北口にできる予定のロータリーまで繋がる予定です。
このあたりでは解体作業が進んでいます。上にも書いたように。7月1日から道路が通れなくなっています。
このあたりは登戸駅前商店街がありました。
2017年3月に撮影した写真があったので比較のために同じ場所で撮影してみました。
このゴチャゴチャしていた感じが今となっては懐かしいです。ストリートビューで古い写真を見られるので気になる方は見てみてください。
撮影日:2019年8月9日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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