毎年様子を見に行っている小平3・2・8号府中所沢線ですが、今年も様子を見てきたのでレポートします。
事業概要
小平3・2・8号府中所沢線は小平市で事業中の都市計画道路です。
2013年に事業認可を得て東京都が事業を行っています。
現在の府中街道のバイパスのような役割となる計画で、新府中街道の延伸部にあたります。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,445m |
幅員 | 32~36m |
施行期間 | 2013年7月30日~2027年3月31日 |
2020年4月15日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
今回は南側から順に見ていきます。
五日市街道7と交差する地点です。右側に向けて小平3・2・8号府中所沢線が続いています。左側は国分寺3・2・8号線が続きます。(厳密には市境は右の道路)
交差する五日市街道も拡幅事業中で、この三角地帯は用地取得されています。昨年時点で既に用地取得されていたので、それほど変化はないかもしれません。
ここから北に向けてみていきます。
少しづつですが用地取得されていることがわかります。
奥に見えている木の連続帯は玉川上水です。
一部では畑が広がるなどしていました。
そういえば小平市って有料ゴミ袋じゃないんですね。
玉川上水の緑道から撮影しました。ここから先が道路区域になるかと思われます。
府中所沢線は玉川上水を橋梁で越える計画です。
現在のところ、緑道の木の伐採などは行われず、もとのままの状態でした。
この辺りの玉川上水は素掘りです。道路整備に当たっては環境を残せるような方法を望みます。
玉川上水を横断後、小平中央公園に入ります。
このあたりも大きな変化はなさそうです。
玉川上水の北側では、雑木林を縦断します。
雑木林のうち、道路区域は柵で囲まれているのは去年と変わっていません。
来る時期によって景色が変わって見えますが、それほど変化はないように見えます。
このあたりは道路建設反対が根強い地域のようですが、少しずつ用地取得が進んでいました。
細長い土地となっていて、武蔵野の土地の形状がよく現れています。
たかの街道と交差します。
ここにあったさえきたかの台食品館は解体中でした。
この辺りで都市計画道路の小平3・3・3号新五日市街道線と交差します。
この付近の新五日市街道線は事業化されていませんが、小平市内では部分的に着手・完成している場所もあります。また、第四次事業化計画の優先整備路線に選定されている区間もあります。
ちなみに、この記事1番上の図で示したように、府中街道東側約440mは第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業により事業化しました。
この付近は連続的に用地取得されていました。
事業区間の北端で青梅街道5と交差します。
ここにあった貸コンテナの土地は取得されていました。
小平3・2・8号府中所沢線が開通すればこの交差点のクランクは解消しますが、従来の府中街道に車を流入させないような方策とかあるのでしょうか。全体的に道路が並行して近接しているので、そのあたりの設計が気になるところです。
撮影日:2018年5月22日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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