再整備に向け検討が進められている東村山市の東村山駅東口広場の現況を記録してきました。
2024年3月には、「東村山駅東口駅前広場再整備基本計画」が策定され、各種検討が進められています。
事業概要
東村山市の東村山駅の東口駅前広場では、レイアウト変更を伴う再整備が計画されています。
東村山駅では、西武新宿線等の連続立体交差事業が行われており、それに合わせた駅周辺整備が進められており、2021年度には「東村山駅周辺まちづくり実行プラン」が策定され、東口駅前広場のリニューアルが掲げられていました。
2024年3月には、「東村山駅東口駅前広場再整備基本計画」が策定され、各種検討が進められています。
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写真等
東村山駅東口広場は1971年に整備されたもので、当時から一部の横断歩道追加などの変更はあったものの、当時から構造は大きな変化はありません。都市計画道路の面積を満たす広場は整備済みですが、歩行空間が狭く、広場内に横断歩道が貫通しているなど、課題があるとされています。
東村山駅では、西武新宿線等の連続立体交差事業による高架化工事が進められており、写真正面のようにすでに高架の構築が進んでいます。東村山市では、これにあわせて駅周辺のまちづくりを進めています。2021年度には「東村山駅周辺まちづくり実行プラン 」が策定され、東口駅前広場のリニューアルが掲げられていました。
現在の駅前広場は、さくら通りの終端部にあたり、中央に噴水施設を含む植樹帯があり、それを中心に右回りの車道がある構造です。歩道は広場を取り囲むように整備されています。
広場内には、2箇所、広場を貫通するように長い横断歩道が設けられています。古い航空写真を見る限り、南側のこの横断歩道は当時からあるようです。
現在の道路設計ではこのような場所に横断歩道を設けるような設計はしないと思われ、駅前広場計画指針でうたわれている歩道の配置の留意事項のいずれも満たしていないような、やや時代遅れなレイアウトです。広場内の乱横断も見られます。
東村山駅は東村山市の玄関口でもあるだけに、市の表玄関となるようなリニューアルを計画しているようです。
バス停も広場内に散らばっていて、一部に上屋がつけられているものの、駅出入口からは連続していません。
一般乗降スペースもほとんどなく、広場内噴水前に路駐をし乗降している光景が見られます。
また、広場内にはいくつかの市道が接続しています。「基本計画」ではこれら市道の車道部を広場外に逃がし、広場へのアクセス道路を限定して通過交通を減らす方向のようです。
「基本計画」では、歩行空間を広げ交流空間として整備する方針です。
今後具体的な計画が進められる方針で、基本計画によると2029年度以降の供用開始を目指しています。
撮影日:2024年9月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
広告付ければ良いのに。