西多摩郡瑞穂町で事業が行われている福生3・4・4号新青梅街道線の進捗状況を見てきました。
新青梅街道を拡幅するもので、多摩モノレール(上北台~箱根ケ崎間)延伸ルートになっています。
事業概要
この道路は東京都が事業を行っているものです。
新青梅街道のうち、瑞穂市殿ヶ谷付近~箱根ケ崎付近までの約1430mの区間について、現在の幅員18mから30mに拡幅します。
拡幅によって上下線の間に幅4mの分離帯が設けられる予定です。
この分離帯は将来的に多摩モノレールの延伸導入空間として想定されています。
多摩モノレール(上北台~箱根ヶ崎間)延伸
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1430m |
幅員 | 30m(4車線) |
施行期間 | 2012年7月4日~2025年3月31日 |
2020年4月3日現在 |
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多摩都市モノレールでは、上北台駅~箱根ケ崎駅間で延伸計画が進められています。
東京都のパンフレットによると、駅はNo.1~No.7駅までを設ける計画で、大方の区間では、現在別途拡幅事業が行われている新青梅街道上に建設される計画です。
2022年10月に都市計画素案説明会が開かれました。今後、都市計画変更・決定および環境影響評価の手続きを進めながら、事業認可を得て、工事に着手する計画です。
・立川3・2・4号新青梅街道線(第1工区)
・立川3・2・4号新青梅街道線(第2工区)
・立川3・2・4号新青梅街道線(第3工区)
・立川3・2・4号新青梅街道線(第4工区)
・福生3・4・4号新青梅街道線
写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間東端付近の阿豆佐味天神社入口交差点です。
ここから東側武蔵村山市内も同様の事業を行っています。
引き続き用地の取得が続けられています。東京都のサイトによると、2023年4月1日時点の用地取得率は36%で、ここ4年程数ポイントしか変動していません。
取得された用地は管理柵で囲われている状態です。用地取得率は上北台~箱根ケ崎間の5つの工区で最も低くなっています。
工事等は特に始まっていません。
この付近に多摩モノレールの(仮称)No.6駅の設置が計画されています。
この付近から北側では、拡幅事業とは別に、現道の路面補修工事が着工していました。
工事件名は「路面補修工事(5西の8)」で、2024年6月中旬までの予定で、協立舗道株式会社が施工しています。
この付近までが事業区間です。
撮影日:2024年4月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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