[京王線高架化] 明大前駅~下高井戸駅間の付替道路F 供用開始

笹塚駅~仙川駅間で進められている京王線連続立体交差事業ですが、明大前~下高井戸駅間付替道路Fが供用開始されていました。

ところで、京王線連続立体交差事業は、事業施行期間が2023年3月31日までから2031年3月31日までに延伸されました(2022年3月15日の官報に掲載)

今回交通開放された付替道路は、明大前2号踏切~明大前3号踏切間の線路南側の区間です。

京王線の高架化では、現在の線路位置より南側に高架を建設するため、線路沿いの道路を付替える必要がありました。この道路はその付替道路になります。

交通開放区間の東側(新宿側)から見た様子

この区間は、2020年度に下水道工事が、2021年度に道路築造工事が行われていました。今回、これらの工事が完了したことに伴い、交通開放されました。

道路の幅員は4mで、現道よりも広くなっている箇所もありますが、建築基準法上の最低限の幅となっています。

交通開放区間の中央付近

現道は既に締め切られ、立入りができないようになっています。

電柱は新しいものが設置されていますが、配電線の移設は未了となっています。今後企業者によって移設が行われるものと思われます。

線路と道路との間のスペースでは、今後高架化の本体工事に着手していくものと思われます。

交通開放区間の西側(八王子側)

これまで下高井戸駅方面へ直進が可能でしたが、今回の付替えにより交差点位置が変更となったため、直進が不可能となっています(交差道路は一方通行)

これより西側については、用地取得が未了な箇所があり、付替道路の工事は依然として行われていません。

撮影日:2022年3月27日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0720)

コメント

  1. 匿名 より:

    進捗は非常にゆっくりですが事業自体は着実に進んでいっていますね。自分は毎朝京王線に乗っていますが明大前~代田橋間では最近高架橋本体の工事をしていてあと1か月くらいでいよいよ柱が立ちそうな感じです。

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