京王線の笹塚駅~仙川駅間で事業が行われている京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業のうち、下高井戸駅付近の進捗状況を見てきました。
下高井戸駅のホームの仮設化など、工事が進んでいます。
記事の本題とは異なりますが、2022年3月15日付で、京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業の事業施行期間が、2023年3月31日までから2031年3月31日までに延伸されました。
工事状況
下高井戸駅付近は、第3工区として、清水・三井住友建設工事共同企業体が施工しています。
現地に掲示されている「お知らせ」によると、2022年1月~3月の間はこのような工事が行われる予定とのことです。
別に掲示されていた「夜間作業のお知らせ」には、下高井戸駅付近の詳しい高架橋脚の図が書かれていました。
高架橋脚が現在の鉄道軌道と重複している箇所があるのですが、仮受けしながら施工していくんですかね。
2月24日現在、下高井戸駅ホームの新宿方の一部が仮囲いで囲われてホームが狭くなっていたほか、ホームの一部が仮設化されていました。架線柱も一部が建替えられている状況です。
階段などが集まっている八王子方については、現段階では工事は行われていません。
「お知らせ」には、軌道内に搬入出路設置すると書かれていますが、2月24日現在では設置されていません。他駅と同様に木製覆工等がなされるものと思われます。
この範囲から見える様子だと、ホーム照明の一部が仮設化されたほか、線路脇のケーブルも仮設化されていました。
駅構内の外でも、本体JVによる工事が進められています。
下高井戸駅の南側では、まとまって取得済みの用地で、JVによる仮囲いがされています。現時点ではこの土地は、工事ヤード及び資機材置場として利用されているようです。
工事にあたっては、写真の現道を移設する必要があり、写真奥のBバリで囲われているのはその移設道路予定地です。いまのところ移設用の道路整備は行われていません。
下高井戸駅の北側でも、JVによる仮囲いがされている箇所があります。
下高井戸駅の新宿方でも、取得済み用地が工事ヤードになっている箇所があります。
撮影日:2022年2月24日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
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