東村山3・3・8号府中所沢線(本町) 進捗状況2021.12

東村山市で事業が行われている東村山3・3・8号府中所沢線(本町)の進捗状況を見てきました。

引き続き用地取得が続けられている状況です。

事業概要

野口橋交差点さくら通りに至る約950mで、本町区間として事業を行っています。。幅員は南側が24m、北側が22mで、2車線で計画されています。

事業認可は2013年11月15日(関東地方整備局告示第470号)。該当区間は2016年7月7日て都道に編入(東京都告示第1229号)

施行者東京都
延長約950m
幅員22~24m
事業施行期間2013年11月15日~2027年3月31日
2020年6月13日現在

本町区間の北側では、別に久米川区間として道路を新設する事業が行われています。それについては下記をご覧ください。


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①野口橋交差点より(地図

この先が事業区間です。東村山郵便局前交差点までの区間は現道を拡幅します。

概ね両側に拡幅し、両側でフェンスで囲われた取得用地が広がっていますが、ところどころに未取得地があるような状況です。

東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の用地取得率は87%で、1年前からの増減は0ポイントです。用地取得は東京道路整備保全公社が行っています。

②西武新宿線との踏切(地図

西武新宿線は連続立体交差事業により高架化が予定されています。

高架化に合わせてこの道路の整備も行われていくんじゃないかなと思います。

③東村山警察署前(地図

東村山警察署の前庭の一部が道路予定地ですが、今のところ取得はされていません。

④東村山郵便局前交差点(地図

この交差点付近も大きく用地取得がされていますが、いまのところ工事は行われていません。

⑤東村山税務署西側(地図

この先さくら通りまでの区間は、9割以上用地取得がされているように見えました。

こちらも今のところ工事は行われていません。

交通開放は久米川区間と同時になるんですかねぇ?

⑥さくら通り付近(地図

この先さくら通りより北側は「久米川区間」として別途事業が行われています。

東村山3・3・8号府中所沢線(久米川)
東村山市

撮影日:2021年12月26日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)

コメント

  1. 環状6.5号線 より:

    幅員22mで2車線計画は貧弱すぎですね。
    車道12m(比較的新しい睦橋通りや中野通りと同じ位、井の頭通りはもっと狭い)+歩道5+5mの4車線に出来そう。

    なのにたった2車線で計画されているって・・・都の担当者は多摩の南北道路が弱すぎと言うことを知ってて作るんでしょうか。府中街道も慢性的な渋滞や混雑が激しいから、せめて4車線にして欲しい区間ですね。

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      車線数は交通量によって決められますが、4車線必要な交通量に達していません。
      令和二年度警視庁交通量統計の野口橋交差点所沢方面12時間交通量は8270台。昼夜率を仮に周辺平均に近い1.35としても約11100台。12000台を満たしません。
      ※府中方面は同じ条件で計算すると約13300台。

      東京都が将来交通量をどの程度と見込んでいるのかわかりませんが、東村山市内では他にも道路整備を進めていることや、現道も残ることからこれより下がると思われます。

      4車線車道12mもこれでは道路構造令を満たしません。路側帯や分離帯なしの1車線幅員3mなどありえないです。甲州街道などこれより狭いところはありますが、あれも基準満たしてない道路なので、あんな道路をいまから作るなんか無理です。(野口橋より南側は車道幅約15mで4車線化。延長860mなのでアセス非対象。)
      それに4車線で一定距離だと環境アセスメントの対象となりますが、これだとクリアしないでしょうね。

      当該区間で慢性的に渋滞しているのは踏切と右折レーンがない箇所くらいです。踏切は連続立体交差事業により解消、後者も弓道化されるので交通量は減少します。

      東京都が多摩南北道路主要5路線として整備しているのですから、南北道路の整備を優先して進めているのでその重要性は理解しているはずです。

      • 国分寺市民 より:

        仰る通り、この区間で渋滞しているのは踏切と右折レーンのない交差点ですね。
        ただ現道拡幅となる野口橋交差点~東村山郵便局交差点間は、前後区間の交通容量と整合性を取る観点、ならびに両交差点の待ち時間が長い(と推測される)点から十分な容量が欲しいところです。

        形式上は往復二車線となっていますが、付加車線という形で実質四車線になると何かで見たような記憶がありますが、ソースが見つかりませんでした。真偽のほどをご存知でしょうか?

        • 火曜日には返すからハンバーガーを奢って より:

          国分寺市民さん はじめまして

          多分、以下の資料の2ページ目の右下にある標準断面図の「24m区間」だと思いますよ!
          https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000007359.pdf

          「右折レーン等」とありますので、等に何が含まれるのか?ですね!

          • 国分寺市民 より:

            ありがとうございます、思いっきり公式資料に書いてましたね。大変失礼いたしました。
            断面図も実質4車線になっていますし、現在よりもキャパシティが広がりそうなので一安心です。

  2. 国分寺市民 より:

    西武新宿線以南の区間で未買収だった住宅が更地になっていました。
    新宿線以南に限っては、目視で見る限り買収率100%になったように見えます。
    野口橋交差点~踏切までの区間だけでも高架化をまたずに先行整備して、府中街道北行きの渋滞を野口橋交差点まで繋がらないようにしてもらいたいところです。

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      情報ありがとうございます。
      先行して北行きを片側2車線化しても合流のところで渋滞してあまり効果がないか、むしろ危険と渋滞を誘発するような気がします。
      西武新宿線の高架化工事も思っているより早く進んでいる印象を受けますので、高架化の方が案外早いかもしれません。

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